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文責:スバルショップ三河安城 和泉店

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担当:余語

 

誰の差し金!?突如中止に追い込まれた、P-1計画。

試作のみに終わった「P-1」のちのスバル1500
試作のみに終わった「P-1」のちのスバル1500

研究開始から3年。昼夜兼行で開発を重ねた結果完成したのが、試作車「P-1」でした。富士精密製直4を搭載したP-1は、当時としては大型のセダンで、画期的なフルモノコック構造を採用していました。このP-1に付けられた、正式名称が「スバル1500」。旧中島5社を新会社1社が束ねるという意味を込めて、当時の社長北謙治が名付けたものでした。

ところが、10台ほどを生産したところで、計画に暗雲が立ち込めてきます。まず、富士精密がエンジン提供を拒否。次に、誰の差し金かメインバンクの興銀がP-1計画の将来性を疑問視、直ちに計画中止を求めてきたのです。

P-1は20台が制作されたものの、残念ながら計画中止決定。スバルの名は、幻に終わりました。いや、終わったはずでした・・・。

 

スバル360の誕生とともに、いつの間やら新ブランド「スバル」が誕生。

完成した増加試作車
完成した増加試作車
1958年3月3日に行われたスバル「360」発表会

P-1計画中止を公式発表した会議の席上で掲げた次の計画、それがK-10計画でした。百瀬は、K-10計画に対して詳細な技術的提案を行います。たった360ccの排気量で大人4人乗車とし、箱根の峠越えも可能という、まったく荒唐無稽で無謀な計画でした。成功を確信していたのは、百瀬たった一人。

1957年4月20日、1台の試作車がお披露目されます。後に、てんとう虫と呼ばれて広く国民に親しまれた、伝説の名車が誕生した瞬間です。

百瀬たち開発陣は血の滲むような苦闘の連続だったため、車名を考える余裕など全くありません。デザインを担当した工業デザイナーの佐々木達三が百瀬に尋ねても、いつになったら決まるのか分からないとの返答。仕方なく、スバル1500の次だから、スバル360だとうと、6連星のエンブレムとともに「SUBARU 360」というエンブレムを製作。百瀬は一応、松林の了承を得たらしいのですが、記憶があいまい。

富士重工「スバル1500」だったのが、スバル「360」となった。つまり、スバルはいつの間やらブランド名になっていたのです。

「スバル」の由来こそ思いが込められてはいるものの、ブランド名となる成り行きは技術屋天国のスバルらしい顛末といえるでしょう。

この記事をまとめていて、ふと思ったのは、富士産業の「富士」の由来です。色々文献を漁っても、何処にも記載がありません。玉音放送から、たったの2日間。厚木基地では徹底抗戦派が決起している最中ですから、まさに騒乱の真っ只中。よくよく考えられた社名ではないのかも知れません。富士産業、いったい誰がどういう思いで考えた社名なのでしょうか。

 

文責:スバルショップ三河安城和泉店 営業:余語

 

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