スバルショップ三河安城の最新情報。次期レガシィB4、テストカーが補足される。その全貌を完全予想。| 2018年8月4日更新
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となると、次期レガシィにツーリングワゴンは期待できるのか。
アウトバックが、オンロード志向を強めたとしても、それがツーリングワゴンの再登場には直結するかと言えば、そうではないでしょう。現在、ツーリングワゴンの市場があるのは、世界でも欧州と日本くらい。スバルが、本腰を入れている北米市場には、ツーリングワゴンの市場が一切存在しないのです。
つまり、スバルが欧州市場に本格的に取り組まない限りは、ツーリングワゴンの投入はあり得ないのです。
WRCの強烈なイメージが色濃く残る欧州では、現在でもスバルは確固たるブランドイメージがあります。しかし、如何せん販売網が貧弱なために、販売はずっと低空飛行を続けて来たのです。
2.4L水平対向4気筒直噴ターボが唸る、プレミアムツーリングワゴン。堂々たる風格を持ちつつ、ライバルの欧州車より圧倒的にリーズナブル。その存在は、華やかなりし時代を思い起こさせることでしょう。
ただ、次世代技術の開発と年1モデルのフルモデルチェンジに完全に忙殺されている、スバルの開発チーム。その現状を鑑みる限り、ツーリングワゴンの復活は夢物語に終わることでしょう。