SOAのぶっ飛び企画「ボブスレーのコースをWRXで爆走!!」 [2017年03月19日更新]
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SOAのぶっ飛び企画「ボブスレーのコースをWRXで爆走!!」
SUBARU of America(以下、SOA)は、やっぱり破天荒!今回もやってくれました。
これまでSOAとマーク・ヒギンスは、マン島TTのロードコースを600psオーバーの怪物仕様のWRX STIでフルアタックするなど、数々の「無謀」なチャレンジを繰り返してきました。
今回の新ネタは、完全にクレイジー。スイスにある世界最古のボブスレートラック「St. Moritz-Celerina Olympic Bobrun」を、WRX STIで爆走するというもの。どう考えても、コース幅が足りないのは目に見えてるわけで、動画をご覧になれば分かりますが、予想通りガツガツとウォールにヒットしながらの走行となっています。
注目は「prodrive」のステッカー。
2017年1月の東京オートサロンでの辿々しいスピーチで発表された、GRCへのSTI公式サポート。久々のワークスサポートのラリーマシンの登場です。ただ、この活動にはprodriveは一切関与していません。マシン製作はアメリカのVermont SportsCarで行われているからです。
一方で、SOAは伝説のパートナーである、あのprodriveとの関係を維持したいらしく、昨年のマン島TTのアタック用マシン製作をわざわざ依頼するなどSOAとの関係が続いています。
今回の「無謀なチャレンジカー」は、内装が残されているなど極めてノーマルに近い仕立てになっているものの、フロントアンダースポイラーには、しっかりとprodriveのロゴがあります。この車両にprodriveがどう関わっていたかは不明ですが、後々の展開を期待してしまいます。
さて、今年のマン島TTはどうなるのか。勝手にニュルに出てくれないか。
2016年のマン島TTのアタックは、行き着く処まで行った感があります。あれ以上のパワーは危険ですし、前回以上のオドロキは生み出せないでしょう。そうなれば次のプロジェクトは何なのでしょう?
ここまで破天荒に来たのなら、次はニュルのフルアタックしかないでしょう。昨年のスペックなら、6分台は間違いなし!そのままの勢いで、特認クラスでニュル24時間に参戦!!なんていうのは、どうでしょう?
現実問題、prodriveのスタッフはアストンマーチンのサポートのために当日ニュルにいるのですから、全く不可能ではないのですが・・・どうでしょうか。