次回クラブ・スバリズムは、5月20日。テーマは「東海道新幹線物語」!! [2018年05月19日更新]
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次回クラブ・スバリズムは、5月20日。テーマは「東海道新幹線物語」!!
前回は、本当に久しぶりに自動車をテーマとして開催したクラブ・スバリズム。テーマは、トラックでした。多数の大型車の整備を手掛ける当店ならではの、最新情報・裏情報と共に日本の物流の現在をまとめました。
さて、続く第31回は「東海道新幹線」がテーマ。日に55万人もの方々が利用し、日本列島の生命線となっている東海道新幹線。東京オリンピックと同じ1964年に開通し、以来54年。今や日本人になくてはならない存在となっています。
そんな東海道新幹線の歴史の裏側の裏側に、深く鋭く食い込んでいきます。
東海道新幹線の裏に隠された、もう一つの「幻の新幹線計画」とは。
着工当時、新幹線が成功すると信じる者は、誰もいませんでした。モータリゼーション真っ盛り、ジェット旅客機も定着しつつある、この時代。鉄道は、当時は既に時代遅れの産物だったのです。それゆえ、「世界の笑い物になる」とまで酷評する者もいました。
ところが、心配は杞憂に終わります。新幹線を筆頭に、鉄道は高度経済成長を支える大動脈として、更なる発展を遂げていくのです。
そして、「シンカンセン」は世界の共通語となって、鉄道に革命を巻き起こします。フランスは、1981年にTGVを開業。以後、ドイツ、スペインと高速鉄道の建設が進んでいきました。中国、台湾、韓国、更にはアメリカ、インドまで。天候に左右されることなく、高速大量輸送を実現する高速鉄道の建設は、今後も進んでいくことでしょう。
さて、完全なる独立路線を有し、高速大量輸送を実現する東海道新幹線。その背景には、明治まで遡る深い々々歴史があるのをご存知でしょうか?昭和初期、東海道本線は既に輸送量の限界に達していました。そこには、戦時の混乱の中で建設着手に至った、もう一つの新幹線計画があったのです・・・。
和泉店の営業:余語が、クラブ・スバリズムを開催する理由。
スバルショップ三河安城和泉店は、開店4年目のまだ新しいお店です。自動車販売店やディーラーと言えば、用事がある時のみ行くものですよね。でも、それでは何だかツマラナイ。アジケない。
そこで考えたのが、お客様と一緒に学びながら楽しむカルチャースクール。クラブ・スバリズムでした。 メンバーの皆様方のおかげをもって、クラブも早27回を数えています。今では、メンバー同士もお友達のように話しに華が咲くほど、賑やかになりました。このクラブを通じて、お友達になったお客様もいらっしゃいますし、メンバー全員で毎年忘年会を開催して楽しんでいます。
自動車趣味って、結構孤独ですよね。深くなれば成る程、レベルが高くなりすぎて、語り合えるお仲間は減ってしまいます。そんな寂しさをお感じの方がいらっしゃったら、ぜひご参加下さい!
もちろん、スバルユーザーであるか否かは問いません。それに、参加費はいつでも無料です!お気兼ねなく、お問い合わせ下さい。メンバー一同、心よりお待ち申しております。
第1回からのクラブ・スバリズム開催テーマ一覧。
2015年4月に第1回を開催して以来、約2年。クラブ・スバリズムも、既に2年半を経過。次回は、もう第28回。これまで、様々なテーマを取り上げてまいりました。以下に、その題目を列挙してみました。スバリズムと銘打ちながらも、自動車史全般に広く関心を持って頂きたいので、テーマはスバルに限っていません。
ですので、自動車にご興味をお持ちの方なら、どなたでもお楽しみ頂けます。(他メーカー車ご所有のメンバーも、他店のお客様もメンバーにいらっしゃいますので、お気兼ねなくご来店下さい。)
※過去の回のテキストは、順次Web上で公開していく予定です。遠方のお客様は、コチラでお楽しみただければと存じます。
第1回「エンジンオイルとそのメンテナンス」
潤滑の原理、エンジンオイルの役割と機能、精製方法や歴史、添加剤の分類。
第2回「タイヤの歴史と発達」
人類の古代史における車輪の発達、ゴムタイヤと空気入りタイヤの発明。
第3回「タイヤの選び方とメンテナンス」
タイヤのグリップの原理、エコタイヤ技術の実態、タイヤメンテナンスの基礎。
第4回「自動車保険のギモン・シツモン」
海上保険の始まりとロイズ、保険の原則、自動車保険の保障や特約について。
中島知久平の生涯を通して、中島飛行機の栄枯盛衰。半田製作所の建設から終焉まで。
中島知久平亡き後、散り散りになった技術者たちの戦後。富士重工業の再合同。
第7回「ポルシェ博士の歩み〜天才技術者の生涯〜」
自動車史上最高の技術者、ポルシェ博士の生涯を追う。VWやアウトウニオンGPカーなど。
第8回「フルブレーキ体験〜もしもの時のために〜」
初にして唯一の実体験講座。砂利路面上でのフルブレーキングでグリップ限界を体感する。
第9回「スバルの歴史 その3〜スバル360の開発 自動車産業への参入〜」
富士重工の自動車開発史。P-1の失敗から360の開発へ。大人4人乗れる軽を目指しての苦闘。
自動運転技術の本来意義とその歴史。スバルの安全技術、ADAからアイサイトへ。
スバルの技術的原点であるスバル1000の開発史。世界初の本格的FF車の開発に挑む。
第12回「西三河自動車産業の成立〜トヨタの歴史 佐吉の生涯〜」
トヨタグループの創始者、豊田佐吉の生涯。豊田紡織の設立からトヨタ自動車の誕生まで。
第13回「西三河自動車産業の成立〜トヨタの歴史 その2 喜一郎の生涯〜」
挙母工場の建設と太平洋戦争。戦後の混乱と労働争議と天才技術者喜一郎の最期。
第14回「乗り心地とは?〜自動車文化と乗り心地〜」
日米欧の道路環境と乗り心地評価の違いを分析。ステア特性と乗り心地評価を学ぶ。
第15回「エンジンの最新技術〜エンジンは今、最期の技術革新を迎える〜」
熱サイクルの原理。熱効率とエントロピー。直噴やVGターボ、排ガス対策、HCCI等々。
第16回「スバルの歴史 その5〜レガシィの開発 混迷からの脱出〜」
技術的低迷期であるレオーネの時代、レガシィの開発へ挑む技術者たちの挑戦。
第17回「スバルFAN MEETING in マキノ高原キャンプ場レポート」
2016年11月5日に開催された、スバル公式ファンミーティングの特派員レポート。
第18回「凄惨な事故の歴史〜技術発達は、尊い犠牲のうえに〜」
鉄道、自動車、航空など日本や世界各地で起きた凄惨な事故の数々。人類が学ぶべき教訓とは。
第19回「スバルの歴史 その6〜インプレッサの誕生 混迷の中に活路を見い出したスバル〜」
水平対向エンジンを継続すべきか否か。スバル社内を二分した激論の末に見い出したものとは?
第20回「スバルの四輪駆動システム〜スバルの個性的メカニズムの根幹に迫る〜」
スバルのAWDシステムの分類と技術的特徴。作動特性と各タイプ別のメリット・デメリット。
第21回「アルシオーネSVXの誕生〜帯に短し襷に長し。混迷ここに極まれり。〜」
ジウジアーロのデザインを愚直に製品化するための技術的難題に挑む。しかし、売れない。。。
第22回「塗装と色〜鮮やかさを競い合うボディカラーの秘密〜」
ボディカラーの技術発達史。ナショナルカラーの歴史。マイカ、メタリック、パールの違い。
第23回「マツダ、ルマン優勝の奇跡〜遥々東洋から来た挑戦者が起こした奇跡〜」
ルマンの歴史とマツダの挑戦。弱小マツダは、完全無欠のメルセデスに如何に勝ったのか。
第24回「エンツォ・フェラーリ〜エンツォの生涯とフェラーリの歴史〜」
謎に満ちたエンツォの生涯とフェラーリの歴史。モータスポーツの栄光の数々に迫る。
第25回「プリンス自動車〜消えるべくして消えた。もう一つの自動車メーカー〜」
スバルの兄弟だったプリンス自動車は、ブリヂストン総帥石橋正二郎に潰された。。。
第26回「プリンス自動車 その2〜日産の伝説、それはすべてプリンスが作った〜」
技術の日産ではなく、技術のプリンスだった。彼らの日本グランプリ挑戦の歴史に迫る。
第27回「サーキット小話〜伝説の生まれる場所。サーキットの数々〜」
鈴鹿サーキット、富士スピードウェイ等々、世界各地のサーキットの解説と歴史の数々。
第28回「トンネル工法〜トンネル掘削の歴史と最先端技術の数々〜」
屈指の難工事である中山トンネル、鍋立山トンネル。そして外環道東京区間、リニアへ。
第29回「最新潜水艦技術〜海深く身を潜める最高機密の塊。その実像とは。〜」
世界最強の潜水艦、シーウルフ級とオハイオ級の技術詳細。相互確証破壊とは何か。
第30回「トラックと鉄道貨物輸送〜なかなか進まない、モーダルシフト〜」
日本の貨物輸送の歴史を辿る。モーダルシフトやダブル連結トラック、自動隊列走行等々。
第31回「東海道新幹線物語〜改軌論争と弾丸列車計画〜」
東海道新幹線建設の裏に隠された、もう一つの幻の新幹線計画とは。その歴史に迫る。
第32回「最新橋梁技術〜街を、風景を彩る、橋梁技術の粋とは。〜」
都市のランドマークとして親しまれる橋梁。その最新技術の真相に迫る。
第33回「東海道新幹線物語〜たった10年で、7時間半がたった4時間に〜」
たった5年で建設された、東海道新幹線。新しくて古いその技術の数々とは。