4月5日、SUBARUとTOYOTAが共同でトークセッションを開催。次期86と新型BRZを発表か?? [2021年03月25日更新]
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4月5日、2021年国内新型車第1弾発表か!?それは、新型BRZ!!
3月25日、TOYOTA GAZOO RacingとSUBARUは「共同開発の新型車両」について、オンライン発表を4月5日13:00から行うことを公表しました。
双方の技術最高責任者が顔を合わせ、開発担当メンバーが語り合うという、このトークセッション。「いっしょにいいクルマ作ろう!トークセッション」と銘打たれ、「新型車両」を開発ストーリーと共に紹介するとしています。
はて、この「新型車両」とは、どんなクルマでしょう??お分かりの方も多いことと存じますが、レッドとブルーのイメージ画像からも分かる通り、米国で既に発表済みの新型BRZと次期86のこと。エンジンを新開発の2.4LNAに換装し、主要骨格をそのままに徹底したアップデートで次世代化を図った、今回のモデル。その実力を含め、進化の実態が注目されます。また、次期86は依然未発表なだけに、そのデザインも多いに気になるところです。
「もっといいクルマづくり」哲学が浸透した、今のトヨタ。スバルと何を創り上げる??
初代86/BRZは、トヨタとスバルの協業第1作。余りにも両者のクルマ哲学が異なるがゆえに、開発時には言葉が通じず、大混乱になったという開発現場。それから、10年を経過した今。彼らは、如何なる融合を見せたのでしょうか。多いに気になります。
10年前と言えば、豊田章男氏が社長に就任して未だ間もない頃。「もっといいクルマづくり」が、開発現場には浸透しているとは言い難い状況でした。当時のトヨタのクルマづくりといえば、言わずと知れた80点主義。開発工程にも原価低減を徹底していたために、いたずらにコストを膨張させる「こだわり」は厳禁だったのです。
しかし、今やトヨタのクルマづくりは様変わりしています。「こだわり」は寧ろ大切なものとされ、エンジニア自らが走り込む機会もあると言います。それでなければ、「モリゾーチェック」をクリアできないからです。そういう意味では、トヨタのクルマづくりはスバルに近付いてきているのかも知れません。それは、「もっといいクルマづくり」を実現するため。
はてさて、「もっといいクルマづくり」を徹底追求して生まれ変わる、新たな86/BRZ。その出来は、如何許でしょうか。新たなるライトウェイトスポーツの誕生に、期待に胸高鳴ります。
新型BRZは、既に米国では発表済み。その詳細は、別項をご参照ください。骨格がキャリーオーバーとは到底思えないほど、デザインは激変しており、その完成度も飛躍的に高まっています。また、AT仕様では新たにアイサイトを搭載。この点も、多いに注目される所です。
ちょっとだけ、新型BRZが登場します。。。
さて、この新型BRZ。実は、昨年末に公開された、あるPVに登場済み。それが、「[HOONIGAN] Gymkhana 2020」です。ケン・ブロックの跡を継いだトラビス・パストラーナが、新たにフルチューンしたWRXを駆って、鮮やかなアクションを繰り広げています。
世界で高い人気を誇る、ケン・ブロックの一連の作品、当初はWRX STIが相棒でした。その後、フォードがスポンサーに変わったため、フィエスタやマスタングなどでアクションを展開。今回、2代目に継承するに際し、再びWRXが帰ってきたのです。
800psにも達するという、VAB型WRX。そのアクションを、是非ご堪能ください。そして、途中に出てくる新型BRZにも注目を。




