2020年登場の次期レヴォーグが現れた!! [2018年11月11日更新]
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見た目からして全く異なる、ステレオカメラ。
スバルと日立オートモーティブがいち早く実用化したステレオカメラは、今ではほとんどのメガサプライヤーで採用され、スタンダードとなってます。物体を形状で識別しつつ、視差で測距。デジカメ2個と極めてシンプルな構成ながら、画像処理アルゴリズム次第で能力はいくらでも拡張できます。ただ、対象物体を直接測距できないのが欠点です。
今回の次期レヴォーグのテストカーには、前後バンパーに4個ずつのセンサーが追加搭載されています。このセンサーは、その欠点を補う測距用のセンサーだと思われます。側方用センサーが見当たりませんが、何処かに隠されているかも知れません。
内側2個が前後を、外側2個が斜め方向を、そして側方用センサーが真横。これで全周囲警戒が可能です。側後方から接近する車両を探知し、車線変更のアシストを実現するでしょう。
欧州を意識して、走りをさらに磨き上げる次期レヴォーグ。
次期レヴォーグは、如何なるパフォーマンスを有しているでしょうか。
排気量は+200ccとなるも、熱効率は向上して燃費もパワーも改善されるはずです。但し、SGPへの刷新によって車重は40kgの増加が見込まれますが、シャシー剛性は現行比2倍近くまで引き上げられます。ボディサイズは、現行とほぼ同等に収まるため、数年後に現れるライバルと比較するとかなり小振りに見えるはずです。
昨今のリコール問題によって、スバルは安全一本槍のイメージを自らブチ壊してしまいました。次世代アイサイトの性能も、決して他メーカーを凌駕するレベルにはないと見込まれています。となると、「スバル=走り」という、旧来の戦略に回帰するしかありません。
次期レヴォーグは、多分に欧州市場を意識するはずですから、高い次元の走りをスバルは仕込んでくるはずです。ギュッとコンパクトで、バシッと走るツーリングワゴン。もしかすると、現行よりもよりスバルらしい1台に仕上がるかも知れません。