第6回「クラブ・スバリズム」開催予告!! [2015年09月24日更新]
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「クラブ・スバリズム」プレイベント開催!!
去る1月25日(日)に、「クラブ・スバリズム」のプレイベントを開催しました。
お客さまのスバル・ライフをもっと愉しんでいただくための集い。それが「クラブ・スバリズム」です。まずは顔合わせ、そんな雰囲気でスタートした今回の集い。今後も定期的に集いを重ねて、より充実したものにして参りたいと考えております。
第2回以降の企画ですが「日常メンテナンス」を予定しています。タイヤの空気圧調整やより良い洗車の仕方など、もっと、上手にマイカーとお付き合いする方法を、メンテナンスのプロがしっかりとご伝授します。
もっとこんなことを知りたい。こんなことをしたい。そんなご希望がございましたら、ぜひ店頭スタッフまでお声掛け下さい。皆さまのご参加もお待ち申しております。
第1回「クラブ・スバリズム」開催!!
お客さまにもっとカーライフを楽しんで頂くための、お客さまのためのクラブ。そんなクラブを目指して始まった「クラブ・スバリズム」が、4月5日(日)いよいよ本格スタートしました!
当日の天候は、あいにくの雨。そんななかにも関わらず、7名ものお客さまにお集まり頂けました。ご来店の皆さま、心より御礼申し上げます。
第1回のテーマは「エンジンオイル」。身近なようで得体の知れないエンジンオイルですが、考えれば考えるほど、分からないことだらけ。
・安いオイルを頻繁に交換するのと、高いオイルを長く使うのは、どっちがいい?
・エンジンオイルは、どのくらいで交換すべきなのか?
・鉱物油と化学合成油って何?結局、どちらが優れているの?
・オイル添加剤に潜む危険とは?
・5W-20って何?粘度って、何?どう選べばいいの?
日頃皆さんがお感じになるエンジンオイルに関する疑問・質問を質疑応答を交えながら、お話させて頂きました。
さて、第2回は「タイヤ」を予定しています。
実は、タイヤってどのように地面と接触しながら走っているのか、メーカーでさえ未解明という不思議な存在なんです。未解明ですから、シミュレーション上での再現は不可能。実車で走らないと評価できない、やっかいな存在でもあります。タイヤは、なんで黒いのか?何を基準に選ぶべきか。低価格タイヤは本当に安心なのか?スタッドレスは何年使えるのか?エコタイヤはなんで燃費がいいのか?そんな質問に、クラブ・スバリズムがお答えします。
タイヤが少しでも身近になるように、頑張ってプレゼンを準備しています。時期が5月下旬を予定していますので、気になる方はぜひお気軽にお声掛け下さい。
第2回「クラブ・スバリズム」開催!!
去る5月31日、第2回「クラブ・スバリズム」を開催しました。
テーマは、タイヤ。数多ある自動車部品の中で唯一地面に接するタイヤは、クルマにとって最も大切な部品です。そのタイヤについて、歴史と進化の歩みを紐解きながら、その役割と進化の過程について学びました。
ダンロップ、グッドイヤー、ファイアストン、ミシュラン。これらの今に知られるタイヤブランドの名は、タイヤの発展に偉大な功績を遺した人物の姓に因んだもの。木製の車輪から、たった100年ほどで急速な進化を遂げた車輪の歴史は大変興味深いものでした。
さて、次回はタイヤの後編をお届けします。エコタイヤは、なぜ燃費が良いのか?何を目安に選べば良いのか?その理由と原理に迫りたいと思います。
第3回「クラブ・スバリズム」開催!!
6月の最終日曜日、第3回「クラブ・スバリズム」が開催されました。
テーマは、タイヤの後編。今回は、エコタイヤの秘密を深く掘り下げ、そのメカニズムやカラクリに迫りました。また、タイヤのメンテナンスや摩耗状態のチェックなど、大きなトラブルに直結する異常の兆候と対処方法を学びました。
次回は、これまでと打って変わって自動車保険に迫ります。自動車保険には様々なプランや特約があります。それらについて、どういった事例の際に心強い味方となってくれるのか、クラブ・スバリズムならではの視点で掘り下げて参ります。
第4回「クラブ・スバリズム」開催!!
去る7月26日。クラブ・スバリズムは第4回を迎えました。
自動車保険は、不意の事故の際の強い味方です。だからこそ、ご契約の内容をライフスタイルにしっかりマッチさせておきたいところ。特に、自転車事故において高額の損害賠償請求が増えている昨今、こうした備えも自動車保険で済ませておくのがお勧めです。
今回は、保険の歴史にはじまり、保険の成り立ちと分類を辿っていきました。自動車保険については、補償の範囲や、保証限度額、特約など、日頃疑問に感じていたことをQ&Aを交えながら、お話させて頂きました。
第5回「クラブ・スバリズム」開催!!
予告の通り8月30日、第5回クラブ・スバリズムが開催されました。第5回以降暫く、スバルの歴史に焦点を当てていきたいと考えています。第1弾は、中島飛行機。
富士重工の前身となる中島飛行機は、現在のスバルのクルマ造りに大きな思想的な影響を与えています。中島知久平という海軍士官がたったひとりで始めた研究所は、四半世紀の間に全国に向上を抱える巨大企業に発展を遂げています。ゼロ戦の発動機「栄」や、一式戦「隼」、四式戦「疾風」など、数多くの名機を残した中島飛行機は、早期から米軍機の重点爆撃目標とされました。都度重なる猛爆にさらされた結果、終戦時には壊滅状態に。戦後、GHQによる財閥解体で各工場ごとにバラバラにされて、その歴史に終止符を打ちます。
今回は中島飛行機の短い歴史と、半田市に存在した中島飛行機半田製作所についてお話させて頂きました。
第6回「クラブ・スバリズム」開催!!
去る10月4日、第6回クラブ・スバリズムが開催されました。
安全を再優先するスバルのクルマ創りを紐解くと、航空機メーカーならではの設計思想に辿り着きます。その設計思想は、中島飛行機の設計思想とはっきりと重なります。今回は「スバルの歴史」を引き続きテーマとして、スバルの設計思想の源流となる「技師たちの戦後」を通して、その歴史を振り返ってみました。
中島飛行機の発動機開発の最重要人物であり、戦後はプリンス自動車の技術陣を率いて日本グランプリを戦った中川良一氏。一式戦「隼」の開発に関わったものの戦時中に中島飛行機を退職、戦後はロケット開発に没頭、今では日本宇宙開発の父と呼ばれる糸川英夫博士。四式戦「疾風」を始めとする陸軍機の設計主任を歴任したものの、戦後は一切航空機開発にかかわらなかった小山悌氏。その小山悌氏の部下であり、「YS-11」開発で戦後日本の航空機技術者たちを牽引した「五人のサムライ」のひとり、太田稔氏。そして、第一期ホンダF-1活動を担った中村良夫氏。戦時中、自由闊達な社風の中で製図板と格闘してきた彼らは、戦後は高度経済成長の原動力となる若い技術者を牽引していくのです。
中島飛行機は、平和産業への転換を目指して1945年8月17日に富士産業へと社名変更。1946年8月には、GHQの財閥解体によって12社にバラバラにされてしまいます。たった28年でその歴史を終えた中島飛行機ですが、戦後賠償と人員整理という凄まじい困窮の中で必死に戦後産業へ転換をはかります。そして、苦節10年。日本の航空産業の復活を目指して1955年4月1日に再合同に合意。ここに、新会社「富士重工業株式会社」が成立します。
残された技師たちがたった18ヶ月で開発した戦後初のジェット練習機「T-1」は、1958年1月19日に成功裏に初飛行を終えます。一度は消えかかった中島飛行機の命脈は、こうして富士重工に受け継がれていくのでした。