たった300台!「BRZ STI Sport TYPE RA」登場! [2025年11月21日更新]

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BRZに、コンプリートカー登場!
 
2025年11月13日 TYPE RAの抽選申込は11月30日まで!

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文責:スバルショップ三河安城 和泉店

お問い合わせ:0566-92-6115

担当:余語

 

BRZに、特別仕様車「STI Sport TYPE RA」登場!

スバルは2025年11月13日、BRZの特別仕様車「STI Sport TYPE RA」を発表しました。今回登場のTYPE RAは、ファン垂涎のSTIコンプリートカー。持ち込み登録の限定車です。販売台数は、僅かに300台。今回は、プレミア必至の限定車について詳しく見ていきましょう。

コンセプトは、スーパー耐久シリーズに参戦する「Team SDA Engineering BRZ CNF Concept」の市販版。そう、TYPE RAは、レース直系の技術をふんだんに散りばめることで完成した、究極のBRZなのです。

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「BRZ STI Sport TYPE RA」の特別装備。

「STI Sport TYPE RA」の主な特長は、以下の通り。

・バランスドエンジン

・冷却フィン付リヤデファレンシャルケース

・シフトアシスト機能(レブシンク/フラットシフト)

・ZF製フロント&リヤダンパー&STI製フレキシブルパーツ

続いて、「STI Sport TYPE RA」主な特別装備は、以下の通り。

・ZF製フロント&リヤダンパー

・STI製BBS18インチ×7.5Jアルミホイール(マットグレイ/マットブロンズ)

・brembo製フロント(17インチ対向4ポット)&リヤ(17インチ対向2ポット)、ベンチレーテッドディスクブレーキ(ゴールドキャリパー)

・冷却フィン付リヤデファレンシャルケース

・バランスドエンジン(ピストン&コンロッド、クランクシャフト、STI & TYPE RAロゴ入り専用プレート付)

・専用エンジンコントロールユニット(レブシンク&フラットシフト)

・バランスドクラッチカバー&フライホイール

・STI製フレキシブルVバー(STIロゴ入り)

・STI製フレキシブルドロースティフナー リヤ(STIロゴ入り)

・STI製パフォーマンスマフラー(STIロゴ入り)

・ファブリックシート[ブラック(レッドステッチ)]

・ブラックインナードアハンドル

・STI フロントアンダースポイラー

・STI リヤサイドアンダースポイラー

・STI ドライカーボンリヤスポイラー

・BRZリヤオーナメント(ラスターブラック塗装)

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バランスドエンジン

公式ウェブサイトによると、「重量公差を50%低減したピストン&コンロッド、回転バランス公差を80%低減したクランクシャフト、67%低減したフライホイール、50%低減したクラッチカバーを採用」とのこと。

エンジンを構成する往復運動系の部品であるピストン、ピストンピン、コンロッドには、少なくない重量差が存在します。これらを4気筒分4組をアッセンブリして稼働させると、その重量差によって振動及びフリクションが生じます。同様に、回転系部品を回転させると、重量ムラによって振動が生じます。これらは、エンジンにムダな振動を生じさせるだけでなく、フリクションロスを発生させるため、少なからず機関効率を低下させます。

バランス取りとは、重量公差をより厳しくすることで、エンジンの組み立て精度を改善する作業のこと。TYPE RAでは、バランス取りによって、スペックこそそのままながら、回転フィーリングを改善。高回転まで淀みなく吹け上がる、レーシングエンジンのような回転フィーリングを実現しています。

なお、レーシングエンジンや一部高性能エンジンで行われている、「手組み」は行われていない模様。手組みの場合、重量公差を管理するだけでなく、それらの組み合わせも考慮。加えて、自動生産設備では不可能な1/1000mm単位での組み立て精度を実現。より大きな出力を引き出します。ただ、当然ながらコストアップは相当なもの。そのため、今回のTYPE RAでは採用されていません。TYPE RAの価格は、ベースのSTI Sport比+88万円。この価格でバランス取りを行っているのなら、充分お買い得と言えるでしょう。

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シフトアシスト機能(レブシンク/フラットシフト)

今回のTYPE RAで唯一画期的な装備となるのは、シフトアシスト機能なるもの。スバルによれば、スーパー耐久シリーズの現場で開発が進められたもので、シフトアップ/ダウン時に、エンジン回転数を制御することで、ドライバーのシフト操作をアシスト。激しいサーキット走行に於けるミッションへのダメージを減じつつ、乗りやすさと速さを高める、サーキット走行に嬉しいアシスト機構です。

シフトダウン時は、自動でブリッピングを行うことで、ヒール&トゥが不要に。スムーズな減速を実現すると共に、ブレーキングへの集中力を高めることが可能になります。シフトアップ時は、クラッチを切った際の過度の回転上昇を抑制。これにより、アクセル全開のままでのシフトアップ操作が可能となり、シームレスな加速が可能になります。

言わずもがな、このような機能は百戦錬磨のドライバーには不要なもの。ただ、シフトミスを恐れては、ドライビングに熱中できない、そんなレベルのドライバーが大半なのも確か。(当然、小生も。)だからこその、シフトアシスト機能の採用なのでしょう。誰にでも楽しめる、スポーツドライビングを。そんな狙いが、TYPE RAにはあるのでしょう。

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ZF製フロント&リヤダンパー&STI製フレキシブルパーツ

ダンパーは、Astemo製SFRDダンパーから、ZF製に変更。その狙いは、「『誰もが速く走れる』に比重を置いたチューニング」。つまり、接地感を確保し、速く走ること。「意のままに操れる俊敏なハンドリングと滑らかで上質な乗り心地を実現」するSTI Sportでは、目指すセッティングが違うというワケ。

サーキット走行と公道走行で最も異なるのは、路面状況。サーキット走行をメインに考えれば、応答性と応答の正確性を高めるべく、よりハードなセッティングとすべき。これにより、姿勢変化と接地面変化を抑制し、四輪からより高いグリップを引き出すのです。TYPE RAでは、ダンパーセッティングを変更し、グリップ力を最大限に引き出すセッティングとし、ドライバーの操作に忠実に応答する高い操縦性を実現しています。ただ、応答性だけを重視すれば、柔軟性に欠けてしまうのは事実。そこで、STI伝統のフレキシブルVバー、フレキシブルドロースティフナーを採用。応答性を重視しつつも、ドライバーの意思を忠実に再現する、懐の深いセッティングを実現しています。

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ドライカーボンリヤスポイラー

スワンネックが映えるドライカーボン製リヤスポイラーは、メーカーオプションの設定。ただ、誰でも選べるというワケではありません。なぜなら、スポイラー付きはたった100台の設定。こりゃまた、難関です。

スポイラーは、角度調整が可能。基本はロードラッグ設定ですが、迎え角が大きいセッティングを試すこともできます。ただ、これだけ巨大なリヤスポイラーともなれば、150km/hオーバーでのダウンフォースはまぁまぁの量。幾らフロントにアンダースポイラーを備えているとは言っても、リヤが強めのセッティングなってしまうことでしょう

ダウンフォースは、あればイイというものではありません。基本的には、重心位置とダウンフォース中心は一致させるのがセオリーだからです。これが崩れると、途端にドライビングは難しくなります。BRZはFRですから、重量配分はフロントが優勢。ということは、フロントでもっとダウンフォースを稼がねばなりません。けれど、巨大なチンスポイラーは非合法。フロント床下で稼ぐには、地上高が高すぎる。そんなこんなで、フロントのダウンフォースは限られますから、リヤスポイラーはイニシャルのセッティングの方が理に適っているのかも知れませんね。

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スペックはそのままの「BRZ STI Sport TYPE RA」は、アリ?ナシ?

さぁ、今回のTYPE RA。果たして、「買い」でしょうか。結論から言えば、決して悪い買い物にはならない、と断言できます。なぜなら、そこまで高くないから。S208が+300万円だったことを考えれば、+88万円という価格設定はバーゲンにも思えます。

ただ、S208は、エンジンは手組みで+20ps。これ以外にも、様々な場所に手が入れられています。また、メカニズム関係だけでなく、インテリアも専用品が奢られており、スペシャル感はその比ではありません。けれど、S208が450台生産されたのに対し、BRZ TYPE RAはたった300台。BRZの方が、レア度はより高くなります。

問題は、この後もっと刺激的なBRZが登場する可能性はあるのか無いのか。今回、スバルはエンジンの手組みを見送っています。もし、FA24を手組みとすれば、+20psは確実。より刺激的なパフォーマンスを実現するはずで、折角のTYPE RAも霞んで見えてしまうことでしょう。

ただ、本当に登場するのでしょうか。トヨタ側からは、後継車の話もチラホラ聞こえてくるようで、ZD型の余命がそこまであるようには思えないのも事実。となると、VAB型同様にファイナル〇〇という感じになるのでしょうか。。

まぁ、小生は好きです。このTYPE RA。ムダに硬派すぎず、レア度と価格のバランスは寧ろ今までで一番良いようにも思えます。抽選は、30日まで。ぜひ、ご興味がある方は抽選にご参加を!お待ちしております。

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