第1回「クラブ・スバリズム」〜エンジンオイル〜 [2015年04月06日更新]
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第7回「クラブ・スバリズム」開催。
11月15日開催の第7回のテーマは、ポルシェ博士でした。言わずと知れた世界史上最高の自動車エンジニア、フェルディナント・ポルシェ。彼の人生を通して、初期の自動車史を技術的側面から見ていきました。
苦学の末にエンジニアとなった彼の悲願は、国民車の開発でした。20年もの歳月と苦闘を重ねた末、1938年にやっと設計を完了。「kdf-Wagen」の製造工場は完成したものの、戦局の悪化から生産は軍用型のみに限定。ほどなくナチスドイツは崩壊し、フェルディナントはフランスで収監されてしまいます。連合国の接収を免れた「kdf-Wagen」は、1945年後半に乗用車型の生産を開始します。
それから、58年間。フォルクスワーゲン「タイプI」の総生産台数は2152万9464台に達しました。シンプルかつ頑丈なボディ構造、信頼性を再優先としたコンパクトなドライブトレイン、派生車種を可能にするプラットフォーム構造、最大限の室内スペースを確保するパッケージングなど、その設計の先進性には驚かされるばかりです。
第8回「クラブ・スバリズム」開催。
1月31日、第8回クラブ・スバリズムが開催されました。今回のテーマは、フルブレーキング。実体験をメインに、摩擦円を使って正しいブレーキングを学びました。
滑りやすいダート路面でフルブレーキングをすると、簡単にホイールがロックします。ロックした状態では、フロントタイヤが滑ってしまって次の回避運動に移行できません。ロックさせないように、注意深くブレーキングを行わねばならないのです。
2016年は、どんどん実技も取り入れていく予定です。スバルライフを、より愉しく、より安全に。そんなテーマで、今年もクラブ・スバリズムを展開してまいりますので、ぜひご期待ください!
第9回「クラブ・スバリズム」開催予告。
次回第9回は、3月6日を予定しています。テーマは「スバル『360』の開発」です。
スバルの歴史シリーズ、第三弾です。1955年に再合同によって誕生した富士重工は航空機生産と平行して、自動車産業への進出を決断します。富士重工技術陣がまず完成させたのは、トヨペット「クラウン」を凌駕する高級セダンでした。「すばる 1500」と呼ばれたこのモデルは比較試乗会で絶賛を得るものの、メインバンクの意向からプロジェクトを断念してしまいます。それもそのはずでした。富士重工が有していたのはスクーター「ラビット」を販売網のみ。これでは、顧客を満足させるアフターサービスは不可能だったのです。
そこで、乗用車プロジェクトの第二弾として企画されたのが、「K-10」と呼ばれた軽乗用車プロジェクト。「大人4人が乗車が可能で、バスが通れる道は全て走れる。」という至上命題を実現するため、富士重工の技術陣はかつての航空機技術を応用して不可能を可能にしていくのでした。
遂に、スバルの原点に迫ることになる第9回。皆様のご参加をお待ちしております。