2016年「東京オートサロン」、STIの新戦略が見えてきた。 [2015年12月25日更新]

2015年12月25日 見えてきたSTIの新戦略。
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メインは「STI Performance Concept」

スバルブースのメインに据えられるのは、2015年4月にニューヨークで公開された「STI Performance Concept」。先頃日本で意匠登録を行なったことで知られる、SuperGT GT300クラスに参戦する「SUBARU BRZ R&D SPORT」のロードゴーイングバージョンです。エンジンはオリジナルのFA20ではなく、WRC直系のSTI製「EJ20ターボ」の搭載が公表されています。
北米でワールドプレミアされたことからも分かるように、今後スバルはSTIブランドを海外でも積極的に展開する予定だと思われます。となれば、空前の快進撃を続ける北米市場は当然ファーストターゲットとなるでしょう。ド派手なエクステリアは、海外向けSTIの方向性を示しているのかもしれません。
STIの新路線を表現する「LEVORG STI CONCEPT」
この「LEVORG STI CONCEPT」は、従来の「S」シリーズや「tS」シリーズとは違い、より「身近」なモデルとして企画されました。レシピはより軽いものとなり、走りよりも「STIであること」に重きを置いたモデルとなります。もしかすると、STIスポーツパーツを組み込んだカタログモデルとして、継続的に販売するつもりなのかも知れません。
FA20DIT+6MTというヘビーレシピであった昨年出品の「LEVORG S CONCEPT」は、恐らくお蔵入りとなるでしょう。基幹車種である「レヴォーグ」のSTIモデルを、「身近」なモデルへと転換したことからも、STIの今後の方向性が伺えます。
「SUBARU XV HYBRID STI CONCEPT」
専用のアピアランスを施された、よりカジュアルなSTIモデルとして企画されたモデルです。STIスポーツパーツを組み込んである他、S#モードを新設しているようです。「レヴォーグ」よりもさらに軽いレシピのモデルとなるようです。
STIは、路線変更をするのか。
完全なる人馬一体を目指す。そんなコンセプトで作り上げられたSTIコンプリートモデルは、これまで熱烈なスバルファンに支えられてきました。一方で、欲しいと思った時には完売していたり、決して派手ではないスペックを有するSTIコンプリートモデルは、一般ユーザーには少し縁遠い存在です。
ノーマルグレードのイメージアップにも貢献するワークスチューンモデル。海外メーカーに倣って、今では国内メーカーも広く展開するようになっています。スバルもこれに倣って、より広くSTIブランドを活用することを考えています。
2016年以降、STIモデルはより身近になって、広く海外で愛されるようになるでしょう。今後のSTIの動向に注目です。
STIが、6月に全米最大のスバルフリークが一同に会すイベントに参加。サプライズもあり!
米国からの気になる情報は、これだけではありません。6月12日、ついに北米にSTIが本格進出を開始します。Xデーは、目前です。
STIは、スバルフリークが一同に会するビッグイベント「Wicked Big Meet」内で、イベントを企画しています。ここには日本国内限定発売だった「S207」が持ち込まれる他、コリン・マクレーの愛機「インプレッサWRC 98」、また伝説の限定車「22B」も公開されます。ただ、展示はどうやらこれだけではないようです。サプライズが用意されているというのです。昨年発表されたのは、「Hyper Blue」の「BRZ」と「WRX STI」でした。
今年発表されるサプライズとは何でしょうか。順当に行けば、なぜか先延ばしにされている後期型「BRZ」の発表でしょう。トヨタ「86」は発表済みなのに関わらず、未だに公開されていません。この発表が行われるのが、もっとも自然です。しかし、これはSTIのモデルではありません。
本当のサプライズを期待するならば、「STI Performance Concept」市販版でしょう。2015年のニューヨークで初公開されたこのマッシブなコンプリートカー。これの市販版が彼らの眼前に突如現れたなら、会場は熱狂に包まれること必至。恐らく、ものの数分で完売してしまうに違いありません。さて、どうなることでしょう。今から楽しみです。
ついに、STIコンプリートモデルが海外進出!!第1弾はオーストラリア。

STIがついに海外へ本格進出を開始します。WRCで数々の伝説を創り上げてきた彼らが、数百台限定でリリースするのがSTIのコンプリートモデルです。「22B」以来、海外のスバルフリークの間では幻のモデルとして知られてきました。
そんなSTIの海外進出第1弾は、オーストラリア。大英帝国圏内ゆえに左側通行ですから、国内用モデルを大きなリファインを施すことなく投入できるのがその理由でしょう。そして、選ばれたモデルは「フォレスター tS」。ターボモデルのXTをベースに、STIが足廻りを中心に再セットアップを施しています。その他、後期型に合わせて、ヘッドランプ、インテリア等が変更を施されています。大きく異なるのは、EyeSightがオーストラリア用に外されていることです。オーストラリアでは、未だにEyeSightは展開されていないのです。
スバルオーストラリアによれば、既に予定していた限定数の300台を超える注文を受けているとのこと。STIの海外進出は、順調なスタートを切ったようです。


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