東京オートサロン2017出展概要から、スバルの2017年を展望する。 [2016年12月28日更新]
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2017年の一番の注目。それは新型「XV」の登場。
劇的な進化を遂げて、日本カー・オブ・ザ・イヤーの栄冠に輝いた新型インプレッサ。これをベースとした、次期XVが2017年前半に公開されます。新世代プラットフォームのSGP初のSUVモデルとなる次期XVは、既にコンセプトモデルは公開済みです。次の登場はいよいよ市販モデル。年明けの北米オートショーの何処かで公開されるでしょう(2017年1月現在では、ジュネーヴという線が濃厚)。
注目は、XVに噂されるPHVがいつ登場するのか、という1点。スバルにとって「電動化」は他メーカーに大きく遅れをとる重要課題であり、カルフォルニア州のZEV規制をクリアするには必須。伝わってくる情報では、トヨタから技術提供を受けるとのことですが、スバルの今後を示すだけにその登場が待たれます。
欧州メーカーは、厳しい排ガス規制をクリアできそうにないディーゼルを早々に諦め、トヨタに勝てないハイブリッドではなく、EVへの道を一気に突き進んでいます。
これを受けて、トヨタは社内ベンチャーを立ち上げてEVの製品化を一気に加速させます。ダイハツの完全子会社したトヨタですから、遠くない将来に完全EVの軽自動車やレンジエクステンダーEV乗用車などが、続々と登場することになるでしょう。2020年には、販売台数の半分がEVになっているなんてことも有り得ないハナシではありません。本気になったトヨタは、本当に恐ろしいのです・・・。
そんな時代、スバルはどう生き抜いていくのでしょう。XVに登場すると言われるPHVは、それを占う重要な1台になるのです。