第32回クラブ・スバリズム開催予告。テーマは、最新橋梁技術+ルマン24時間PV。 [2018年06月09日更新]

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2020年09月16日 クラブ・スバリズム

文責:スバルショップ三河安城 和泉店

お問い合わせ:0566-92-6115

担当:余語

 

6月17日は、[クラブ・スバリズム:最新橋梁技術]+[ルマン24時間応援デイ]!!

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1990年代以降、3本の本四架橋の建設をきっかけに、日本各地で大規模長大橋梁の建設が進みました。また、2000年代に入ると、新名神高速、新東名高速と建設が続き、リニア中央新幹線へと国内では大規模架橋が続いていきます。かつては考えられなかったような、長大スパンでの架橋の実現により、交通の隘路は次々に解消されていっています。

一方で、明治期以来の煉瓦積みの橋梁が世紀を越えて、未だに現役で使われていることも驚きです。

今回は、最新橋梁技術を特集します。橋梁技術の歴史とともに、その種類と架設方法をお伝えします。峡谷への架橋方法とは?一夜にして海上に架橋する方法とは?橋梁に関するアレコレを余すところなくお伝えします。

また、当日はルマン24時間レースの決勝日。6月16日日本時間夜10時にスタートする、伝統ある24時間レース。その途中経過を順次お伝えつつ、スバリズムをお届けする予定です。当店では(可能な限り!)24時間体制でトヨタを応援。四半世紀ぶりの日本車総合優勝を、Liveでお届けしたいと思います。

西三河が地元のトヨタ、ルマン初制覇は成るのでしょうか?独りで応援するのは寂しい!という方、ぜひご来店下さい。一緒に応援しましょう!!

 

シルバーコレクター、トヨタ。悲願達成成るか。

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1992年のルマンで2位に入賞した、TS010[左]。1999年のルマンで2位に終わった、TS020[右]。

1991年のマツダの勝利から、早27年。数知れず、ルマンの牙城に挑んできた日本勢。その壁は、想像以上に分厚く、幾度となく弾き返されてきました。

1995年には、関谷正徳がマクラーレンF1-GTRで日本人初の総合優勝。2004年には郷和道が率いるチーム・ゴウがにチームとして初優勝を遂げたものの、マシンは当時最強のAudi R8でした。

未だに、日本車としての優勝は、マツダのただ一度だけなのです。中でも、トヨタほどルマンで辛酸を嘗めてきたメーカーはありません。シルバーコレクターとも言うべき戦歴は、彼らの苦闘の歴史そのものです。

必勝を期して臨むも、プジョーに圧倒された1992年、1993年。1994年は、残り1時間でトップ陥落。1998年、1999年は当時最強のTS020を持ち込むも、都度重なるトラブルで脱落。2012年、本格的ハイブリッドマシンTS030を擁して、復活参戦。2014年は惜しくも夜半にリタイヤ。2016年には、何と残り1周まで勝利に近づくも、ゴールライン上でストップ。

幾度も、最強最速のマシンを持ち込むものの、勝てないトヨタ。今年こそ、雪辱は果たせるのでしょうか。

 

歴史に残る激闘となった、昨年のルマン。


盤石の3台体制で挑んだ、2017年。ルマンは前例のない暑さに見舞われ、現代の技術限界を上回る激しい消耗戦となります。

予選では小林可夢偉がコースレコードを上回る、3分14秒791を記録。しかし、決勝ではポルシェも速く、3台のTS050と2台の919 Hybridが凄まじいスピードで死闘を展開していきます。

スタートから3時間半、2号車ポルシェがフロントアクスルのトラブルで、50分近くピットに張り付いて後退。続いて脱落したのは、トヨタ8号車。夜を迎える頃、修理に1時間以上を費やします。これで、2台が脱落。しかし、この年のルマンを完走できたのは、逆にこの2台だけだったのです!

トヨタ7号車は、セーフティカーランからの再スタート時にクラッチを壊し、ストップ。9号車は、周回遅れに接触してリヤアクスルを壊してリタイヤ。これで、ポルシェ1号車が単独トップ。圧倒的なリードを背景に、ペースを落としてチェッカーを目指します。

ところが残り4時間で、1号車がスローダウン!ユノディエールで、力尽きます。これで、トップはジャッキー・チェンがオーナーのLMP2カー!ポルシェ2号車は何とか追いついて、367周を走って優勝。

そんなポルシェは、2017年をもって撤退。2018年のトヨタは、プライベータ勢を相手に孤軍奮闘を強いられることになります。

 

世界三大レースを制する者。F.アロンソ、トリプルクラウンへの挑戦。

F1モナコGP、インディ500、そしてルマン24時間。世界でもっとも歴史が深く、最も勝利するのが困難だと言われる、世界三大レース。その全てを制することを、トリプルクラウンと呼びます。

現在、トリプルクラウンを成し遂げたレーシングドライバーは、グレアム・ヒルただ一人。60年代に、見習いメカニックから腕を磨き、ドライバーとして成長を遂げ、F1ワールドチャンピオンまで登りつめた苦労人でした。

以来、半世紀。現役最強F1ドライバーとされるF.アロンソが、トリプルクラウンへ挑戦を開始。今、世界の注目を集めています。昨年はモナコGPを欠場して、インディ500へ初挑戦。中盤にリードラップを記録するも、エンジンブローでリタイヤ。

そして、今年。アロンソはトヨタと電撃契約。F1とのダブル参戦で、ルマン24時間制覇を目指します。アロンソは、中嶋一貴、S.ブエミとタッグを組み、トヨタ8号車をドライブ。前哨戦のスパ6時間を制した勢いをそのままに、世界最高峰の耐久レースに挑みます。

アロンソは、ルマンへのスポット参戦ではなく、シリーズ全戦への参戦を予定。ルマンのみならず、WECのシリーズタイトルをも射程に収めています。

今年のルマンは、トヨタ初制覇だけでなく、アロンソの動向にも注目です。

 

和泉店の営業:余語が、クラブ・スバリズムを開催する理由。

スバルショップ三河安城和泉店は、開店4年目のまだ新しいお店です。自動車販売店やディーラーと言えば、用事がある時のみ行くものですよね。でも、それでは何だかツマラナイ。アジケない。

そこで考えたのが、お客様と一緒に学びながら楽しむカルチャースクール。クラブ・スバリズムでした。 メンバーの皆様方のおかげをもって、クラブも早27回を数えています。今では、メンバー同士もお友達のように話しに華が咲くほど、賑やかになりました。このクラブを通じて、お友達になったお客様もいらっしゃいますし、メンバー全員で毎年忘年会を開催して楽しんでいます。

自動車趣味って、結構孤独ですよね。深くなれば成る程、レベルが高くなりすぎて、語り合えるお仲間は減ってしまいます。そんな寂しさをお感じの方がいらっしゃったら、ぜひご参加下さい!

もちろん、スバルユーザーであるか否かは問いません。それに、参加費はいつでも無料です!お気兼ねなく、お問い合わせ下さい。メンバー一同、心よりお待ち申しております。

 

第1回からのクラブ・スバリズム開催テーマ一覧。

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2015年4月に第1回を開催して以来、約2年。クラブ・スバリズムも、既に2年半を経過。次回は、もう第28回。これまで、様々なテーマを取り上げてまいりました。以下に、その題目を列挙してみました。スバリズムと銘打ちながらも、自動車史全般に広く関心を持って頂きたいので、テーマはスバルに限っていません。

ですので、自動車にご興味をお持ちの方なら、どなたでもお楽しみ頂けます。(他メーカー車ご所有のメンバーも、他店のお客様もメンバーにいらっしゃいますので、お気兼ねなくご来店下さい。)

※過去の回のテキストは、順次Web上で公開していく予定です。遠方のお客様は、コチラでお楽しみただければと存じます。

第1回「エンジンオイルとそのメンテナンス」

潤滑の原理、エンジンオイルの役割と機能、精製方法や歴史、添加剤の分類。

第2回「タイヤの歴史と発達」

人類の古代史における車輪の発達、ゴムタイヤと空気入りタイヤの発明。

第3回「タイヤの選び方とメンテナンス」

タイヤのグリップの原理、エコタイヤ技術の実態、タイヤメンテナンスの基礎。

第4回「自動車保険のギモン・シツモン」

海上保険の始まりとロイズ、保険の原則、自動車保険の保障や特約について。

第5回「スバルの歴史 その1〜中島知久平の生涯〜」

中島知久平の生涯を通して、中島飛行機の栄枯盛衰。半田製作所の建設から終焉まで。

第6回「スバルの歴史 その2〜技師たちの戦後〜」

中島知久平亡き後、散り散りになった技術者たちの戦後。富士重工業の再合同。

第7回「ポルシェ博士の歩み〜天才技術者の生涯〜」

自動車史上最高の技術者、ポルシェ博士の生涯を追う。VWやアウトウニオンGPカーなど。

第8回「フルブレーキ体験〜もしもの時のために〜」

初にして唯一の実体験講座。砂利路面上でのフルブレーキングでグリップ限界を体感する。

第9回「スバルの歴史 その3〜スバル360の開発 自動車産業への参入〜」

富士重工の自動車開発史。P-1の失敗から360の開発へ。大人4人乗れる軽を目指しての苦闘。

第10回「自動運転技術とアイサイトの発展」

自動運転技術の本来意義とその歴史。スバルの安全技術、ADAからアイサイトへ。

第11回「スバルの歴史 その4〜乗用車4WDの誕生〜」

スバルの技術的原点であるスバル1000の開発史。世界初の本格的FF車の開発に挑む。

第12回「西三河自動車産業の成立〜トヨタの歴史 佐吉の生涯〜」

トヨタグループの創始者、豊田佐吉の生涯。豊田紡織の設立からトヨタ自動車の誕生まで。

第13回「西三河自動車産業の成立〜トヨタの歴史 その2 喜一郎の生涯〜」

挙母工場の建設と太平洋戦争。戦後の混乱と労働争議と天才技術者喜一郎の最期。

第14回「乗り心地とは?〜自動車文化と乗り心地〜」

日米欧の道路環境と乗り心地評価の違いを分析。ステア特性と乗り心地評価を学ぶ。

第15回「エンジンの最新技術〜エンジンは今、最期の技術革新を迎える〜」

熱サイクルの原理。熱効率とエントロピー。直噴やVGターボ、排ガス対策、HCCI等々。

第16回「スバルの歴史 その5〜レガシィの開発 混迷からの脱出〜」

技術的低迷期であるレオーネの時代、レガシィの開発へ挑む技術者たちの挑戦。

第17回「スバルFAN MEETING in マキノ高原キャンプ場レポート」

2016年11月5日に開催された、スバル公式ファンミーティングの特派員レポート。

第18回「凄惨な事故の歴史〜技術発達は、尊い犠牲のうえに〜」

鉄道、自動車、航空など日本や世界各地で起きた凄惨な事故の数々。人類が学ぶべき教訓とは。

第19回「スバルの歴史 その6〜インプレッサの誕生 混迷の中に活路を見い出したスバル〜」

水平対向エンジンを継続すべきか否か。スバル社内を二分した激論の末に見い出したものとは?

第20回「スバルの四輪駆動システム〜スバルの個性的メカニズムの根幹に迫る〜」

スバルのAWDシステムの分類と技術的特徴。作動特性と各タイプ別のメリット・デメリット。

第21回「アルシオーネSVXの誕生〜帯に短し襷に長し。混迷ここに極まれり。〜」

ジウジアーロのデザインを愚直に製品化するための技術的難題に挑む。しかし、売れない。。。

第22回「塗装と色〜鮮やかさを競い合うボディカラーの秘密〜」

ボディカラーの技術発達史。ナショナルカラーの歴史。マイカ、メタリック、パールの違い。

第23回「マツダ、ルマン優勝の奇跡〜遥々東洋から来た挑戦者が起こした奇跡〜」

ルマンの歴史とマツダの挑戦。弱小マツダは、完全無欠のメルセデスに如何に勝ったのか。

第24回「エンツォ・フェラーリ〜エンツォの生涯とフェラーリの歴史〜」

謎に満ちたエンツォの生涯とフェラーリの歴史。モータスポーツの栄光の数々に迫る。

第25回「プリンス自動車〜消えるべくして消えた。もう一つの自動車メーカー〜」

スバルの兄弟だったプリンス自動車は、ブリヂストン総帥石橋正二郎に潰された。。。

第26回「プリンス自動車 その2〜日産の伝説、それはすべてプリンスが作った〜」

技術の日産ではなく、技術のプリンスだった。彼らの日本グランプリ挑戦の歴史に迫る。

第27回「サーキット小話〜伝説の生まれる場所。サーキットの数々〜」

鈴鹿サーキット、富士スピードウェイ等々、世界各地のサーキットの解説と歴史の数々。

第28回「トンネル工法〜トンネル掘削の歴史と最先端技術の数々〜」

屈指の難工事である中山トンネル、鍋立山トンネル。そして外環道東京区間、リニアへ。

第29回「最新潜水艦技術〜海深く身を潜める最高機密の塊。その実像とは。〜」

世界最強の潜水艦、シーウルフ級とオハイオ級の技術詳細。相互確証破壊とは何か。

第30回「トラックと鉄道貨物輸送〜なかなか進まない、モーダルシフト〜」

日本の貨物輸送の歴史を辿る。モーダルシフトやダブル連結トラック、自動隊列走行等々。

第31回「東海道新幹線物語〜改軌論争と弾丸列車計画〜」

東海道新幹線建設の裏に隠された、もう一つの幻の新幹線計画とは。その歴史に迫る。

第32回「最新橋梁技術〜街を、風景を彩る、橋梁技術の粋とは。〜」

都市のランドマークとして親しまれる橋梁。その最新技術の真相に迫る。

第33回「東海道新幹線物語〜たった10年で、7時間半がたった4時間に〜」

たった5年で建設された、東海道新幹線。新しくて古いその技術の数々とは。

 

文責:スバルショップ三河安城和泉店 営業:余語

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