「TOKYO AUTO SALON 2020」まとめ [2020年01月22日更新]

モータースポーツ STI レヴォーグ
 
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TOKYO AUTO SALON 2020の まとめ。
 
2020年1月22日 コンセプトムービーで、新型レヴォーグで判明した新事実。

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文責:スバルショップ三河安城 和泉店

お問い合わせ:0566-92-6115

担当:余語

 

「TOKYO AUTO SALON 2020」で判明したよしなし事あれこれ。

1月10日〜12日にかけて開催された「TOKYO AUTO SALON 2020」にて、スバルは幾つか重要な発表をしました。では、事の詳細をそれぞれ見ていきましょう。

まず、お詫びしなければならないのが、ニュルブルクリンク24時間の参戦継続です。事前に掴んでいた情報では、EJ20及びWRX STI生産終了に伴って参戦理由が消滅したと判断され、活動が停止されるはずでした。ところが、スバルは活動継続を発表。どうやら、参戦理由は別として、活動を継続することになったようです。

 

LEVORG PROTOTYPE STI Sport Conceptを初公開。

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昨年の東京モーターショーで公開された、LEVORG PROTOTYPE Concept。これをベースに、新たな装いで登場したのが、LEVORG PROTOTYPE STI Sport Conceptです。

STI Sportのレシピは、新型でも不変のようです。専用セッティングの足廻りと、共通スペックのパワートレイン。フロントグリルとリヤエンドにSTIエンブレムを装着し、フロントバンパー下には、メッキの加飾バー。そして、専用デザインのホイール。但し、フロントバンパーは共通品で、フォグランプカバーのみが専用品となるようです。

スバルの発表によれば、このSTI Sportには電子制御ダンパーを新採用。モード選択によって、パワートレインの制御マップのみならず、ステアリング、ダンパー、AWDシステムに至るまで、一連のマップ切り替えが可能になるようです。

スバルは、現行レヴォーグ/WRX S4に先進的安全性とハイパフォーマンスという、二面性を与えています。ただ、この二面性はドライバーの運転によって切り替わるもの。高速道路を踏んでいけば、ハイパフォーマンスによる走りの愉しさを体感でき、EyeSightに委ねてしまえば、運転支援システムの有り難さを享受できます。

新型レヴォーグのSTI Sportではこれを更に進化させ、モード選択によって「走りのキャラクター」全体が一遍に変更できるようになります。穏やかに走るときは、しなやかな乗り心地とEyeSight Ver4の運転支援機能を。ワインディングを駆け抜ける際には、俊敏なレスポンスと正確なリニアリティを。シチュエーションに合わせて、キャラクターを自在に切り替えることが出来るのです。

このモードが、S/Iの2つのみなのか、ドライバーが任意にカスタマイズできるのか等々、機能の詳細は不明です。ただ、スバルが電子制御ダンパー導入によって、プレミアムブランドでは当たり前となった電子制御領域へ踏み込んだのは間違いありません。

ただ、モードを増やすほどに開発チームの負担は増加します。ステアリング・ダンパー・AWDシステムまで制御マップを変更するとなれば、最早別のクルマをセットアップするのと同じ。その負担が限度を越えて完成度低下を招けば、完全なる本末転倒。開発陣の奮闘を期待しましょう。

 

新型レヴォーグに判明した、これだけの情報。

コンセプトムービーでは、今まで不明であった点も幾つか明らかになっています。では、コンセプトムービーから判明した点を列挙していきましょう。

・STIフロントアンダースポイラーは「艶あり」に変更。

・但し、サイド、リアサイドは、艶なしのまま。

・ドアミラーカバーは、ボディと同色。

・LEDアクセサリーライナーは、ライン状ではなく、ツブツブに光る。

・センターコンソールは専用デザイン。全面ディスプレイ化?

・メータパネルは、アナログのまま。大型液晶画面ではない。

・タコメータのレッドゾーンは、現行と同じ6200rpmから。

・ステアリングホイールは、基本的にインプレッサ系と共通デザイン。

・SIドライブのスイッチ位置に、謎の「★」ボタン。モード切替用か。

・オーディオスイッチに変更。電話の掛ける/切るボタンが復活。コネクティッド対応か。

・アイサイトスイッチの配置変更。レーンキープが左上に、車間制御は下段に。

・MFDは、インフォテインメントシステムに統合されて廃止か。

新型レヴォーグではEyeSight Ver4を始め、電子制御領域が一気に拡大します。これに対応するのが、センターコンソールに置かれるインフォテインメントシステムです。つまり、エアコンや車両カスタマイズを始め、殆どの操作がディスプレイ上で行われるようになるのです。MFDは廃止され、ダッシュボード上面はレガシィ系のようにスッキリとするはずです。

意外なほどに、メータパネルはシンプルです。タコメータは「針」が存置され、旧態依然としています。新型ヤリスでさえ液晶ディスプレイに移行しているのですから、残念と言われても仕方ないでしょう。新型レヴォーグは2026年まで販売が続けられます。この間、ずっと「針」だとしたら。。。発売まで1年弱。まだ、間に合うはずです!

 

ニュルブルクリンク24時間は参戦継続。但し、参戦理由は。。。

ベース車両の販売が終了したにも関わらず、ニュルブルクリンク24時間の活動は継続するようです。そもそも、ニュルブルクリンク24時間は、量産車へのフィードバックを最大の目的として活動してきました。EJ20も、WRX STIも、MT車さえ販売を終了したとあっては、何のために活動を続けるのでしょうか?

当ウェブで幾度も書いてきたように、ワークス活動には「理由」が必要です。もっとも一般的なのは、勝利によって全世界へ向けてメーカーイメージ向上を図ること。続いては、先行技術開発によって、人材育成を図り、技術及び人材を量産車へフィードバックすること。そして、カスタマー向けレーシングカーの販売を促進すること。こうした理由を尤もらしく挙げて、各自動車メーカーはモータースポーツに逆風が吹く中で、株主及び役員会の承認を得ているのです。

ならば、WRX STIでニュルブルクリンク24時間参戦を継続する「理由」とは何でしょうか?そう、そもそも2020年には、上記参戦事由の全てが達成不可能なのですから。

そう考えれば、理由はスバルはファンの期待に応えるため。。。でも、ファンの期待は「GT3マシンにブチ抜かれながら、プライベータ向けクラスでクラス優勝する」ことなのでしょうか?

ワークス活動で最も重要なことは、「勝利」を第一義とすること。そこから逆算して「勝利の方程式」を見出し、その方程式が完遂できるよう、すべてに万全を尽くす。しかし、容易く「勝つ」のはやはり不可能です。悔しくて、情けなくて、恥ずかしくて、辞めてしまいたい。そんな失敗もあるでしょう。非情な批判にも晒されるかも知れません。それでも、自らの可能性を信じて、チームのモチベーションを高め、予算の増額を勝ち取らねばなりません。そうした中で、人材が育ち、新たな技術が生まれていくのですから。

 

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photo by SUBARU

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