スバルの未来を占う試金石。それはレヴォーグじゃない。次期インプレッサだ。 [2020年03月27日更新]

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問題は、ベースグレードのエンジン。そして、STI仕様は何を搭載する?

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最大の問題は、ベースグレードです。如何せん、現状の1.6LNAは古過ぎますから、これを代替するユニットを用意せねばなりません。しかし、いたずらにこれをハイブリッド化すれば、平均価格帯が高騰し、一気に市場の支持を失うことでしょう。

他社では、非ハイブリッドをわざと非力の設定として、ハイブリッドの販売台数を稼いでいます。しかし、スバルでは4気筒はマストですし、1気筒500ccを熱効率最大とするセオリーを鑑みれば、これ以上排気量を絞るのは不可能です。

そこで考えられるのは、1.6LNA直噴化仕様。CAFE規制では、ハイブリッドを販売の中心に据えないと平均燃費値を改善できません。非ハイブリッドに人気が集中すれば、折角稼いだ平均燃費値が帳消しになってしまう可能性がありますから、1.6L直噴NAは敢えて燃費重視の仕立てとされ、パワーはそこそこの設定とされるでしょう。そして、現行の2.0L直噴NAは輸出仕様にのみとされ、国内には投入されないでしょう。

一方、フラッグシップモデルとなるSTI仕様。2.4L直噴NAや2.5L直噴NAの可能性もゼロではありませんが、筆頭候補は新型レヴォーグが搭載する1.8L直噴リーンターボエンジンです。トルクが太いだけに、そのまま搭載するだけでもかなりのパフォーマンスを期待できるでしょう。簡単に言えば、インプレッサのレヴォーグ仕様です。VW・ゴルフで言えば、Rではなく、GTIに近いパフォーマンスが想像されます。但し、少し遅れての発売となる可能性が濃厚です。

両者共にリニアトロニックの組み合わせが第一候補ですが、STI仕様ではMTが復活するかも知れません。スバルファン待望の多段ATですが、CAFE規制対応と電動化を鑑みれば、登場の可能性は低いでしょう。2030年頃までにリニアトロニックは徐々にフェードアウト、THSが主流になっていくものと考えられます。つまり、e-BOXERの製造終了を以て、スバルはトランスミッションの自力開発・製造を終了することになります。

 

死亡交通事故ゼロという、スバルの公約。スバルが自らに課した最も高いハードル。

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スバルが公約した、2030年死亡交通事故ゼロ。6代目インプレッサは2028年まで現役ですから、その対象に含まれるのは間違いありません。

しかし、死亡交通事故ゼロへの道は、本当に厳しいものとなるでしょう。歩行者・サイクリストに加えて、他車起因の事故も含め、すべてのスバル車が関わる死亡交通事故をゼロにするというのですから、相当の技術的進展が不可欠です。しかし、スバルはこれを公約したのです。必ず、達成せねばなりません。

死亡交通事故ゼロを達成する最初のハードルは、生存空間の確保です。如何なる事故であれ、確実に生存可能な空間を確保することが、絶対条件です。次に、老若男女を問わず、全ての乗員が致命的傷害を負う可能性を排除するために、乗員が受ける減速Gを制限せねばなりません。

この2つの条件は、互いに相反するものです。生存空間を確保するには、主要骨格の変形量は極力少なくしたい。一方で、衝突エネルギーは、何処かが破壊されることで減耗されます。よって、これらを両立するには「壊れ方」を設計してやる必要があるのです。

ただ、単純に何処かが潰れれば良い、というものではありません。軽微な事故で廃車になるようなクルマなぞ、誰も望んでいないからです。その上、修理車両が再事故する可能性もありますから、修理後の車体強度確保も考えねばなりません。

もちろん、現代の自動車は一定レベルでこれらを考慮した設計がなされています。しかし、目標は「ゼロ」ですから、現状の衝突安全性能では不十分です。事故発生後のドアやウインドウの開放や、炎上・水没時の脱出・救出にも配慮する必要があります。また、現状では全く考慮されていない、ルーフ側からの衝突にも対応する必要があるでしょう。1次事故で横転し、後続の車両が屋根側から衝突する。こうした事象にもあり得るからです。

これだけの要求をクリアするとなると、果たしてSGPで事足りるのでしょうか?SGPは新型レガシィ以降、ver2.0に進化しています。次期インプレッサの登場に際しては、再びプラットフォームが刷新されるのかも知れません。

 

さらなる進化を遂げる予防安全技術、最新版のアイサイトとは。

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スバルの誇るアイサイトは、新型レヴォーグ登場を機会にバージョンアップ。ツーリングアシストと呼ばれるver3.5から、ver4へと進化を果たします。

ステレオカメラは海外製に換装され、視野角を一気に拡大。四方のレーダセンサーがこれを補助します。これらハードウェアの進化により、スバルでは初めて360度センシングを実現。ソフトウェアの進化により、出会い頭や右直事故など、これまで対応不可能だったシチュエーションでの対応が可能になります。さらに、高精細マップの参照により、カーブ手前自動減速や渋滞時のハンズオフ機能も実用化。世界最高峰の予防安全性能を実現します。

このスバル期待の新アイサイトですが、新型レヴォーグでは全車標準装備という訳ではなく、一部上級グレードのみの採用となるようです。コスト、リスク、システム安定性等、理由は幾つか想像されますが、その進化は依然途上にあると見た方が良いでしょう。

3年後の登場となる6代目インプレッサでは、全車が新アイサイトを標準搭載。予防安全技術の進化によって、インシデントの遭遇確率を低下させつつ、衝突安全性能の進化によって、死亡交通事故ゼロの実現を目指します。

新アイサイトの採用に伴い、インターフェースはすべて次世代のものに刷新されます。旧来のディーラーナビとアナログメータは廃され、全面液晶パネルのメータとインフォテインメントシステムがこれに代わり採用されます。

歩行者・サイクリスト保護についても、新たな進化が果たされるでしょう。歩行者保護エアバッグは、新たにサイクリストに対応すると共に、対応速度域も拡大。より幅広いシチュエーションで、致命的傷害を与えるリスクを低減します。この他、後退時や巻き込みによる事故リスクの低減も図られるでしょう。

 

6代目インプレッサが「妥協の産物」に過ぎないのなら、スバルに未来はない。

30%近い環境性能の向上と、死亡交通事故ゼロを実現する安全性能。そして「スバルらしさ」の追求と、求めやすい価格。6代目インプレッサは、未来のスバルを占う試金石となります。その登場まで、あと3年。その間に、スバルの技術陣は、新技術をどれだけ詰め込むことができるでしょうか。それは、近代スバルでは前例のない、難しい技術的挑戦となります。

フォレスター、アウトバックと、スバルは立て続けに消極的なフルモデルチェンジを行いました。基本コンセプトには全く手を付けずに、6年分の技術進化を盛り込んだだけ。こうした目新しさの少ないモデルは、ほんの数年で陳腐化し始めます。

時代は、激変の渦中にあります。このようなモデルチェンジをしていては、もう荒波の中を生き残ることはできない、そういう時代はすぐそこまで来ているのです。

技術開発は、挑戦と失敗の連続です。成功することもあれば、失敗に終わることもあります。壁にぶつかって、進めなくなることも少なくないでしょう。しかし、本当の敗者は失敗した者ではなく、挑戦を諦めた人々です。「これで良くね?」「こんなもんでしょ。」「俺らには無理だって。」そんな人々が成功にありつける可能性なぞ、万に一つも無いのです。

万が一、6代目インプレッサが「妥協の産物」に過ぎないのなら、スバルに未来はありません。挑戦を忘れたスバルは、いつしかトヨタの一部分となって、飲み込まれていくことでしょう。

偉大なるスバルの先人たちは、無謀な挑戦を成し遂げてききました。それこそが、小粒でもピリリと辛いスバルの真骨頂です。さて、現スバルの技術陣は目標を達することができるでしょうか。その挑戦を、あと3年。大いに楽しみに待とうではありませんか。

 

文責:スバルショップ三河安城和泉店 営業:余語

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