スバルショップ三河安城の最新情報。STIの新コンプリートカー「WRX S4 tS」誕生!!| 2016年10月10日更新
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今度は台数限定なし!半年間いつでも買える「WRX S4 tS」!!
S207の登場から、ちょうど1年。その弟分とも言える「WRX S4 tS」が登場しました。驚くことに、台数限定はありません!焦る必要がありませんから、これから約半年じっくり悩んでいられます。
一足先に販売を開始している「XV HYBRID tS」も期間限定販売ですから、今後はtSに限っては台数限定では無くなるのかも知れません。逆に言えば、再販時のプレミアはもう期待できないでしょう。ともあれ、S207と見紛うルックスとEyeSightの先進的な安全性。正にイイトコドリのS4 tS。その実は如何なるものでしょう。
S207 + S4 = [S4 tS]
足回り・メカニズム |
■STI製ビルシュタインフロントストラット(DampMatic®II、倒立式)&コイルスプリング |
■STI製ビルシュタインリヤダンパー&コイルスプリング |
■STI製BBS19インチ×8 1/2J 鍛造アルミホイール(シルバー) |
■STI製255/35R19 92Yタイヤ(ダンロップ SPORT MAXX RT、特殊吸音スポンジ付) |
■STI製フレキシブルタワーバーフロント |
■STI製フレキシブルドロースティフナーフロント |
■STI製フレキシブルサポートサブフレームリヤ |
■STI製ピロポールブッシュ・リヤサスリンク(ラテラルリンクフロント内側、ラテラルリンクリヤ内側) |
■brembo製17インチ対向4ポットフロントベンチレーテッドディスクブレーキ(STIロゴ入り) |
■STI製低背圧パフォーマンスマフラー(STI ロゴ入り)&エキゾーストパイプリヤ |
■マルチモードVDC[ビークスダイナミクスコントロール] |
■アクティブトルクベクタリング |
■マルチモードVDC[ビークスダイナミクスコントロール] |
■STI製低圧損エアクリーナーエレメント |
■CVT オイルクーラー&ラジエーターファン強化タイプ |
視界・操作性・計器盤・警告灯 |
■ルミネセントメーター(マルチインフォメーションディスプレイ付、STIロゴ入り) |
■マルチファンクションディスプレイ(オープニング画面:STIロゴ) |
■本革巻ステアリングホイール(高触感革、メッキベゼル、金属調フィニッシャー、シルバーステッチ) |
■STI製本革巻シフトレバー(STIロゴ入り)+ピアノブラック調加飾パネル |
■シフトブーツ(シルバーステッチ) |
■高剛性クランプスティフナー(左右)付電動パワーステアリング |
■STI製プッシュエンジンスイッチ(STIロゴ入り、レッドタイプ) |
オーディオ |
■ブラックルーフアンテナ(シャークフィンタイプ) |
内装 |
■STI製RECAROバケットタイプフロントシート[本革(メイン:ブラックセミアニリン、サイド内側:ブラック)、シルバーステッチ+シルバーアクセント、シートヒーター付、STIロゴ型押し、SRSサイドエアバッグ] |
■リヤシート[本革(ブラック)、シルバーステッチ+シルバーアクセント] |
■インパネ加飾パネル(レッド)&オーナメント(tS LIMITED EDITION) |
■ピアノブラック調加飾センターパネル(オーディオ、エアコンパネル部) |
■シルバーリング&レッドベゼル付エアコンダイヤル |
■金属調サイドベンチグリル |
■フロントコンソール(ピアノブラック調加飾パネル、レザー調素材巻+シルバーステッチ) |
■スライド機構付コンソールリッド(ウルトラスエード、シルバーステッチ) |
■金属調電動パーキングブレーキスイッチパネル |
外装 |
■メッシュタイプフロントグリル(チェリーレッドストライプ、STI オーナメント付) |
■大型フロントアンダースポイラー(艶ありブラック) |
■STIエンブレム付サイドガーニッシュ(ブラック) |
■サイドシルモール(金属調) |
■リヤバンパー(チェリーレッドストライプ) |
■STIリヤオーナメント |
■tSリヤオーナメント |
WRX S4 tSを簡単に表現するのならば、S4にS207の足廻りを授けたものと言って差し支えないでしょう。
まずは、一連のSTIフレキシブルシリーズ。フレキシブルタワーバーとフレキシブルドロースティフナーをフロントに、フレキシブルサポートフレームリヤとラテラルリンクセットをリヤに装着。これだけでも、シャシーはシャキッと目覚め、ドライバーの操作に対する応答性は遥かに向上します。しかし、それだけではありません。
S207で初採用され、レヴォーグSTI Sportでも採用されているビルシュタインの「DampMaticII」が、このtSにも採用。ビルシュタインが開発したDampMaticIIは振幅に応じて減衰特性を変化させるというスグレモノで、ロールやピッチングといった大振幅域では減衰力が高まり、乗り心地領域の低振幅域では減衰力を下がる特別な機構を有しています。そのお陰で、高いスタビリティを維持しつつ、次元の違うアジリティを実現。しかも、完全なるアナログ機構ゆえに電子制御デバイス特有の不自然さは微塵もありません。
タイヤサイズは1インチアップの19インチを採用。タイヤは特殊吸音スポンジ付のダンロップ SPORT MAXX RT。ATモデルらしく静粛性に配慮していることを伺わせます。ただ、スプリングレートは非公開ですので、乗り心地とスタビリティのバランスをどのようにセッティングしてあるかは、現時点では不明です。
もちろん、tSですからエンジには一切手が入っていません。しかし、低排圧マフラーと低圧損エアエレメントの採用によって、エンジンの過渡トルクが10%向上してます。S4に引き続いて採用されたスポーツリニアトロニックには、CVTオイルクーラーが追加。ブレーキはフロントがbrembo製の17インチ対向4ポッドに換装。マキシマムパフォーマンスでの連続走行に備えています。
「WRX S4 tS」は、安全と愉しさを具現化する存在。
「NBR CHALLENGE PACKAGE」専用装備(+30万円のメーカーオプションパッケージ) |
■ウルトラスエード巻ステアリングホイール(メッキベゼル、金属調フィニッシャー、シルバーステッチ、シルバーセンターマーク付) |
■STI製BBS19インチ×8 1/2J 鍛造アルミホイール(ブラック) |
■NBR CHALLENGE PACKAGE 専用エンブレム(リヤ) |
■STI製ドライカーボンリヤスポイラー(STI ロゴ入り) |
・専用ドライカーボン製リヤスポイラー(S207ロゴ入り) |
■NBR CHALLENGE PACKAGE YELLOW EDITION専用装備 |
・ドアミラー(ブラック) |
・専用サイドシルプレート(イエロー、S207ロゴ入り) |
・専用サイドシルモール(ブラック) |
エクステリアは、S207と見紛うばかりの仕上がり。違いを見出すならば、前後のオーナメントが「S207」ではなく、「tS」に変更されているくらいでしょうか。ただ、よくよく見ていくと、違いがいくつか見つかります。リヤバンパーにエアアウトレットの無い純正品がそのまま使用されている他、ドア下に、メッキのガーニッシュが追加されています。
しかし、その姿はほとんど近似しており、かなりのスバル通であっても、その違いを一見して見分けるのは不可能でしょう。
最高の走りと最高の安全性を両立するSTI渾身の逸品である、WRX S4 tS。その存在は、S207よりもむしろ「スバルイズム」を色濃く投影しています。命を危険にさらすスリル感をベースとする愉しさを、全面否定するスバル。パフォーマンスのすべては、ハンドルを握るドライバーのコントロール下に無くてはならない。それが、STIおよびスバルの考えなのです。
WRX S4 tSは直線番長ではありませんから、その真価は高速道路で走ってもまったく発揮されません。WRX S4 tSが本当の輝きをを見せるのは、豊かに続くワインディングロード。そこで、コーナーに向き合い、クルマと対話しつつステアリングを切り込んで行くとき、WRX S4 tSは真の価値を発揮します。コーナーをひとつずつ掛け抜けるたび、クルマと自らの距離はどんどん縮まっていきます。そしていつか、それはまるで自らの手足の如く動き出すでしょう。路面の感触、タイヤのグリップ限界、パフォーマンスのマージン、ありとあらゆるものが色鮮やかに感じられ、濃密なインフォメーションとしてあなたの元に届くはずです。そのとき、WRX S4 tSの真の価値を発揮します。
奥深いSTIの世界。それは、決して派手なものではありません。カタログスペックで競うような分かりやすさは無くとも、そこには濃密なクルマとの対話が待っているのです。ぜひ、そのドアを開けてください。きっと、後悔することはないはずです。