スバルショップ三河安城の最新情報。2018年、スバル東京オートサロン出展概要。| 2018年1月5日更新
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「東京オートサロン2018」出展概要発表されず。
近年では、東京モーターショーを超える盛り上がりを見せている東京オートサロン。当初はチューニングカーの祭典であったはずが、ワークスチューナーの出展がいつしかセンターを占拠。今や、新型車の発表まで行われる、一大イベントに成長しています。
今年も、スバルはSTIと共に東京オートサロンに出展します。が、出展概要に関するオフィシャルリリースは未だに発表されていません。その理由は昨年末以来、お客様に大変なご迷惑をお掛けしている、一連のリコール問題を受けたもので、TVCF自粛などと歩調を合わせたものです。
出展は8台!但し・・・未発表車は何と一台もなし!!
どうしたことでしょう。1台も未発表車はありません。すべて発表済みの車両ばかり。。。2018年、心機一転一大攻勢を期待していたスバルファンの一人として、余りにも寂しい限り。新たなるSTI Sportモデルの発表も無いようですし、昨年STI社長が公言した「30周年記念モデル」の発表も無いようです。そのうえ、ニュル24時間参戦車両も炎上リタイヤしたためか、なぜか2016年モデルを展示するようです。
昨年秋の東京モーターショーでは、SUV主体からスポーツモデル主体へと軸足を移したかに見えたのですが、なぜなのでしょう?スバルの動向には、チグハグ感が否めません。
出展車両1:LEVORG STI Sport
昨年マイナーチェンジを実施しアイサイト・ツーリングアシストを新規搭載した、スバルの国内におけるフラッグシップモデルです。1.6Lモデルをベースに、STIで市販されるアフターパーツを満載したSTIのデモカーとして登場します。
出展車両2:BRZ STI Sport
こちらも、昨年マイナーチェンジを実施。大きく進化を果たしたBRZに追加された、カタログモデルであるSTI Sportです。STIスタイルパッケージに、各種エアロを追加。シャシー系パーツやエキゾーストキットを搭載しての登場です。
出展車両3:BRZ GT300 2017
昨年、STI社長自ら勝利宣言をした、SuperGT GT300クラス。結果は、GT3勢はおろかマザーシャシー勢にも苦戦する、厳しい1年となりました。出展は、その2017年モデルです。2018年シーズンへ向けた、参戦体制の発表があるはずです。今年こそ、EJ20に代わるニューエンジンの発表はあるのでしょうか。
出展車両4:WRX STI NBR 2016
昨年は、クラス2位を争っていた終盤にエンジンルームから出火。悔しい炎上リタイヤとなった、スバルのニュルブルクリンク挑戦。2018年のVLN及びニュルブルクリンク24時間レースへ向けた、活動計画の発表も行われるはずです。展示は、残念ながら2016年モデルです。
出展車両5:S208
WRXシリーズのマイナーチェンジに合わせて登場したのが、STIコンプリートモデル「S208」でした。台数限定かつ700万円のプライスタグにも関わらず、今回も抽選販売となったというマニア屈指のモデルです。残念ながら、STI30周年記念モデルは発表されないようで、代わりにS208が展示されます。
出展車両6:LEGACY RS 1993年WRC初優勝車
STIの元祖。それが、このLEGACY RSです。1990年に始まったWRC参戦は、イギリスのコンストラクターであるProdriveがシャシーを、エンジンをSTIが開発するという共同参戦という当時画期的な参戦形態を採用。これが大成功を納め、ドライバーズタイトル3回とマニュファクチャラーズタイトル3回という黄金期を築き上げました。展示車両は、インプレッサ登場直前の1993年ニュージーランドラリーで優勝した車両です。
展示車両7:IMPREZA 555 1996年WRC参戦車両
スバルと言えば、WRC。そのイメージを築き上げたのが、初代インプレッサです。展示車両は、WRカー規定が導入される前年のGr.Aモデル。555というタバコブランドをメインスポンサーに、そのイメージカラーの濃いブルーに彩られています。展示はカルロス・サインツがフォードへ移籍した後、コリン・マクレーが孤軍奮闘してマニュファクチャラーズタイトルへ導いた、1996年の参戦車両です。
展示車両8:SUBARU VIZIV PERFORMANCE STI CONCEPT
東京オートサロン開幕があと2日に迫った、1月10日。最後の出展車両が発表されました。それは、2017年東京モーターショーに展示された「SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」のSTIバージョンです。STI伝統のチェリーレッドを各部に散りばめ、確実にスペシャリティ感がアップしています。ただ、どの辺りが「STI仕様」なのでしょうか?
今後、ハイパフォーマンスモデルは当然のようにハイブリッド化されていくことでしょう。「外観」だけに留まらない、新たなSTI像が打ち出されるのか。要注目です。折角なら、東京モーターショーバージョンとの共演を期待したいところです。