スバルショップ三河安城の最新情報。フォレスターが年次改良。小規模な改良を実施し、B型へ。| 2019年7月14日更新

 
フォレスター年次改良B型
フォレスター、年次改良でB型に進化。
 
2019年7月18日 ルマン、F1、IMSAで各メーカーが優勝を飾る。
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担当:余語

 

フォレスターが年次改良。小規模な改良を実施し、B型へ。

初期受注32,000台と怒涛のスタートを切った、北米王者のトヨタ・RAV4。その勢いは凄まじく、ミディアムSUV市場全体がにわかに活気だっています。

かつて、隆盛を誇ったミディアムセダンの勢いは影も形も無く、この価格帯の主役はすっかりミディアムSUVに移行した感があります。

スバルも、2018年6月に5代目フォレスターを発表。デビューから1年を迎えるこの夏、速くも年次改良を実施。王者を迎え撃つべく、さらに商品力を磨き上げています。

今回は、その年次改良の内容について詳しくお伝えします。

 

そもそも、年次改良って何?スバルが続ける、地道な改良・改善の道。

B型年次改良フォレスター

通常、フルモデルチェンジは6年毎、マイナーチェンジは3年終了時に1回のみ行うのが通例です。つまり、改良は3年に1度のみです。

これに対して、スバルは年に1度商品改良を実施します。これを、年次改良と呼んでいます。つまり、スバルの場合、6年のモデルライフ中に5回もの商品改良を実施するのです。

デビュー1年目を「A型」と呼び、2年目に年次改良を実施すると「B型」。アルファベットは、年次改良毎に更新されていきます。

その内容は様々です。メーカー発行の新車解説書には記載されるものの、対外的には告知されない改良も多くあります。マイナーチェンジでなくとも、サスペンションのセッティング変更や、遮音性の改善等々、大規模な改良が実施される場合もあります。

このように、年次改良の度に熟成が進んのも、スバルの魅力の一つです。

 

フロントグリルやフォグランプカバーなどを、外装色と共通化。

Advanceフロントエンド
X-BREAKリヤエンド

X-BREAKとAdvanceのフロントグリルの黒色塗装部分が、ボディカラーと共通のブラックシリカ塗装仕上げに変更されています。黒色塗装は洗車キズが付きやすい(つまり、柔らかい)傾向にあり、ボディカラーに変更することで耐候性と耐塵性を向上させています。

これに合わせ、オプションのフロントメッシュグリルの品番も変更されていることから、こちらもブラックシリカ塗装仕上げに変更されたものと思われます。

X-BREAKとAdvanceのLEDフォグランプのカバーが、これまでのツヤあり黒色塗装部分が、ボディカラーと共通のブラックシリカ仕上げに変更されています。但し、Advanceのメッキ加飾部分がX-BREAKではブラックシリカとなり、Advanceのブラックシリカ部はX-BREAKでは無塗装となります。

なお、TouringやPremiumをご購入の場合も、LEDアクセサリーライナーを装着する方が多くいらっしゃいますが、こちらの品番は変更されていないので、もしかすると黒色塗装のままかも知れません。

また、バックドア上半部が黒色塗装仕上げとなっているX-BREAKでは、この部分もブラックシリカに変更されています。この部分は洗車時のキズが目立つため、嬉しい変更といえるでしょう。

 

忘れ物防止機能、リヤシートマインダーを初採用。

リヤシートマインダー

リヤシートマインダーは、エンジンOFF時に後席に忘れ物が無いかお知らせしてくれる機能です。

リヤドアを開けた履歴がある場合、エンジンOFF時にマルチファンクションディスプレイ上に、後席確認のアラートを表示した上で、ブザーが2秒間鳴ります。アラームをオフにするには、エンジンスイッチをONにするか、後席ドアを開ける必要があります。

こうした機能の追加はありがたいのですが、不意にアラームが鳴って驚く方もいらっしゃると思うと・・・微妙かも。「急にアラームが鳴ったんだけど、何の異常ですか?」との、お問い合わせがあるような気がします。

なお、この機能はカスタマイズによりOFFにする事ができます。

 

見た目のインパクトは、アレだけど。中身のデキは最高。フォレスターは「最高の煮物」?

鳴り物入りで復活した、北米王者のRAV4。その初期受注は絶好調で、3万台を突破。生産が追いついていないらしく、納車は10月を優に超えるようです。つまり、消費税増税には間に合いません。。。

にわかに活気付いているSUV市場ですが、フォレスターは見た目が地味とあって、市場インパクトは充分では無いようです。ただ、その良さを一度乗って、ぜひ「味わって」頂きたい、と切に願うばかりです。

小生は、お客様にフォレスターは「最高の煮物」だと表現しています。行列のできるラーメンのように、見た目のインパクトや、パッと口の中で弾けるようなオイシさはありません。でも、毎日でも食べていられる。食べるほどに体が健康になっていく気がする。フォレスターは、少しずつ少しずつ、ジワーッと伝わってくるオイシさを持っているのです。

眺めるだけがクルマではありません。毎日乗って、長年パートナーとして付き合っていく。そうした中において、フォレスターはグッと輝いてくるのです。

アウトドアの本場で鍛え上げられた強靭な足腰を備える本物志向のSUV。それがフォレスターです。カタチだけのSUVは嫌だ!ホンモノ感が欲しい!そう思っている方。気が付いたらRAV4だらけ、そんな日はスグにやってくるのです。ちょっと渋めのチョイスとして、フォレスターは本当にオススメです。

 

2019年 ニュルブルクリンク24時間決勝

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photo by SUBARU STI

文責:スバルショップ三河安城和泉店 営業:余語

 

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