スバルショップ三河安城の最新情報。新型レガシィ/アウトバック生産開始。依然として見えてこない、国内デビュー時期。| 2019年8月2日更新
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フォレスターが年次改良。小規模な改良を実施し、B型へ。
スバルは2019年7月30日、SIAで新型レガシィ・新型アウトバックの生産を開始し、同日ラインオフ式を実施したことを発表しました。紛うことなきスバルのフラッグシップモデルであるレガシィは、1989年の発売以来スバルの北米市場を牽引してきた最重要モデルです。決して失敗は許されません。
新型レガシィは、アセント譲りの2.4L水平対向4気筒直噴ターボと、フォレスターと共通の2.5L水平対向4気筒直噴NAの2モデル構成でラインナップされます。EyeSightは、これまたフォレスターと共通のver3.5が全グレードに標準搭載されています。
今回のフルモデルチェンジでは、重要な決断がなされました。それは「レガシィB4の廃止」です。
そう、新型レガシィ(セダン)は、北米向けに現地生産・販売する左ハンドルモデルしか存在しないのです。アメリカンサイズのアセントは致し方ないとしても、日本のスポーツセダンの始祖たるB4の命脈が絶たれることは、何よりも残念でなりません。特に、今回は久方ぶりにターボモデルが復活(と言っても、GTではなくXT。。。)しただけに、余りにも無念です。
欧州プレミアムセダンは、今や猫も杓子もスポーツセダン化。けれど、初代レガシィの登場した1989年時、スポーツカー顔負けのパフォーマンスセダンなど世界の何処にもありませんでした。それが徐々に浸透していって、今のスポーツセダン市場が構築されたのです。その嚆矢たるB4が消えるとは。。。悲しい限りです。
日本向けアウトバックは、いつ発売されるのか?多忙を極める、スバルの開発現場。
さて、新型アウトバックの日本発売はいつになるのでしょうか。
最新の情報によれば、日本デビューは次期レヴォーグの方が先行します。EyeSight ver4の開発は相変わらず難航中のようですが、量産試作車を今年秋の東京モーターショーに出品するのは間違いありません。ご多分に漏れず、発売はしばらく後で、2020年初夏頃となるようです。
では、アウトバックはと言えば、、、出るのは間違いないけど、いつかは「不明」というのが、現時点での複数の筋からの情報です。どうしてこんなアバウトなのか?それは、メインとなる北米向けを全数SIAで現地生産するからです。一応、右ハンドル仕様は存在するし、その計画も進行中のようですが、日本国内生産分がいつ立ち上がるかが未定なのです。スバルからして見れば、右ハンドル仕様のアウトバックは少量生産となるだけに優先順位が高くないことが想像されるのです。
静かだった2019年とは打って変わって、2020年は激変の1年となります。ギリギリのスケジュールの中に、国内向けアウトバックの開発余力を見出す事が、おそらく困難なのでしょう。
では、最後に2019年下半期の予定を整理してみましょう。
・2019年秋:インプレッサ、フェイスリフトを伴うビッグマイナーチェンジ。
・2019年秋:XV、マイナーチェンジ。
・2019年11月:次期レヴォーグ、東京モーターショーで発表。
・2020年初夏:次期レヴォーグ、発売開始。
・2020年後半?:トヨタ/スバル共同開発、新EV発表。
・2020年後半?:新型アウトバック、国内発売。