スバルショップ三河安城の最新情報。アメリカ専売?史上最強のS209は、2019年1月発表。| 2018年12月22日更新

 
WRX STI Diamond Edition
WRXの話題あれこれ、詰め合わせ。
 
2018年11月18日 南アフリカでは史上最強の限定車が登場。
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WRX最強純正モデル登場!!が、販売は南アフリカのみで、しかも限定30台!?

リニアトロニック リニアトロニック

Subaru South Africaは、STI創立30周年を記念して「WRX STI Diamond Edition」を発売するようです。大英帝国圏ということもあって、右ハンドルのこのクルマですが、何とたった30台の限定というスーパーレアな1台。

海外仕様のWRX STIですから、エンジンは2.5LのEJターボ。304ps/407N-mのノーマル仕様に対し、このDiamond Editionは新しいマップと排気系のチューニングにより、354ps/464N-mを絞り出すようです。蛍光イエローのアンダースポイラーキットがキャリパーとマッチして、なかなかイイ感じです。

国内仕様は2Lですから、チューニングはもう限界。最新のRA-Rでも、329psに留まっています。ただ、海外仕様は排気量に余裕があるので、まだまだ絞り出せる、という訳です。計算上、RA-Rの165.5ps/Lを当てはめると、411psまで頑張れる可能性があります。

 

本当の史上最強WRXは、コイツだ。

ちなみに、過去最強のロードリーガルWRXは、英国の名門エンジンビルダーであるCosworthが開発した「IMPREZA STI CS400」。こちらは、何と400psまで強化されていました。コリン・マクレー、リチャード・バーンズの故郷である英国では、スバルはカリスマブランド。75台が、英国で限定販売されました。

非ロードリーガルモデルであれば、Subaru of America(以下、SOA)がProdriveに開発させた「WRX STI typeRA」が最強です。如何なるレギュレーションにも縛られないため、EJ20のパフォーマンスを全開放。608psという、弩級のパワーを誇ります。

このマシン、アストンマーチン・レーシングで培われた技術と、かつてのWRCでの経験を、惜しみなくWRXに注いだProdrive渾身のワンオフモデルです。このクルマは、SOAのもとProdriveのオペレーションにより、世界各地でタイムアタックを行っています。

その最新のアタックイベントが、ルーマニアのTransfagarasan Passという著名な峠で行われています。その圧倒的なパフォーマンスをぜひ御覧ください。

 

見えてきた次期レヴォーグ。さて、次期WRXはどうなる!?

次期WRXは、いずれも3000台/月程度の生産台数でしょうから、独立車種として維持するのは不可能です。よって、次期レヴォーグと次期WRXは共通骨格となるのは間違いないでしょう。

そこで問題となるのが、次期レヴォーグの1800mmの全幅です。現行WRXはレヴォーグとフェンダーを変えて、+15mmの全幅に設定されていますが、同様の拡大シロで充分なのでしょうか。

次期WRXは歴戦のEJ20を捨て、新たなエンジンに換装されると噂されています。現行STIは、ライバルと比較すると出力面で劣勢は否めません。そこで、次期型は350ps級まで強化されると考えるのが自然でしょう。となると、増えたパワーを受け止める、より太いタイヤが必須となります。

次期WRXの主戦場は米国市場。全幅には制限がありません。となると、1815mmよりもさらに拡幅され、1840mm程度に達する可能性があります。

現行モデルは、WRXではFA20DIT、STIは国内でEJ20を、海外ではEJ25と、3種類のエンジンを搭載しています。ただ、次期レヴォーグ用の1.8Lでは如何せん出力不足でしょう。そこで、FA20DITの発展型か、アセント用FA24DITのハイパフォーマンス仕様の何れかが搭載されるでしょう。何れにしても、新規開発は免れないでしょう。

まさかとは思いますが、適したエンジンが用意できず、次期WRXは中止!なんてことは、ないと思いますが。。。

 

伝説のラリーカーWRXは、WRCに復活するのか?

2008年の撤退から、もう10年。過去帳入りして久しいWRXですが、未だWRCで大活躍しているのをご存知でしょうか?

実はレッキ(下見)用として、大活躍しているのです。使っているのはトヨタとシトロエンのワークスチーム。WRX偉大なり、と言ったところでしょうか。

ただ、WRXが現役マシンとして、WRCで戦うことはもう二度とないでしょう。如何せんボディサイズが大き過ぎます。今や、WRCの主役はサブコンパクト。リッタークラスがベースモデルなのです。小さなボディに巨大なオーバーフェンダー、400psのパワーで、ミズスマシのようにクルクル走る。それが、現代のWRCマシンです

それに合わせて、コース設定もコンパクト化。ほとんどジム・カーナと言ったスーパーSSも増えています。もちろん、こんな狭いレイアウト、WRXじゃ曲がれません。。。

 

トヨタ社長の金言で、WRX復活を模索開始!?

スバルがWRCに復活するために、小型ハッチバックモデルを開発中との噂があります。この話は、本当なのでしょうか?

現実的に考えれば、その可能性もゼロです。

スバルにはサブコンパクトがないので、新規開発しなければなりません。WRCでは、ベースモデルが一定数以上販売されることを義務付けていますから、台数限定のスーパーカーのようなモデルでは駄目で、カタログモデルとして継続販売するのが最低条件。

しかも、SGPをそのサイズまで縮めるのは不可能。スバルがWRCに参戦するには、プラットフォームから新規開発せねばならないのです。まったく現実的ではありません。さらに言えば、そのサイズのボディには、スバルの水平対向+AWDというパワートレインは収まりません。スタンダードな横置きのFFベースの4WDとなると、パワートレインまで新規開発。。。やっぱり、無理でしょう。

となると、ベースモデルはOEMで。。。このサイズだと、ジャスティ。駄目です。スライドドアのトールボディなど、絶対に速くなる訳がありません。他に提携先のトヨタのラインナップを探すと、Vitz!

しかし、これではトヨタワークスとバッジが違うだけ。参戦する意味がありません。

残念ながら、スバルがWRCに復活するには、ハードルが余りにも多すぎるのです。

 

2018 WRX STI Diamond Edition

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photo by SUBARU South Africa

USAに、S209!?SUBIE沸騰間違い無しの逸品が、ついに上陸!!

WRX STI TYPE RA

2019年1月14日にデトロイトで開催される北米国際オートショーで、次期STIコンプリートカー「S209」が発表されます。

この3年間にS207、S208、RA-Rと、立て続けにリリースされたSTIコンプリートカー。台数を合計すれば、かなりの数になるはずで、国内中古車市場では飽和気味で、若干値崩れ傾向にあるようです。それが理由かは不明ですが、S209は米国で発売されるようです。

これまで米国でリリースされた、WRXのSTIコンプリートカーと言えば、「WRX STI TYPE RA」が唯一でした。ECUに手を加えてノーマル比5psを絞り出し、専用仕立ての足回りとCFRP製リヤウイングが装備されたモデルで、台数限定で発売されました。

S209はこれに続くモデルとして、さらなるポテンシャルを持って誕生することでしょう。

 

大迫力のオーバーフェンダーで武装。

公開されたティザームービーからは、これまでのSシリーズを超えるチューニングが施されているのが見て取れます。

驚かされるのは、大胆なオーバーフェンダー。ノーマルの1795mmから50mm拡大されて、全幅は1850mmに達するはずです。ただ、245だったタイヤを270にする訳がないので、サスペンションが作り直されている可能性があります。

フロントエンドは、S208とほぼ共通。フロントバンパーサイドには2枚のカナードが装着されており、増大したリヤのダウンフォースに対応。前後の空力バランスに配慮しています。リヤウイングはS208と同型で、角度調整が可能です。

一方、エンジンはS208らと共通のEJ20の可能性が高いでしょう。EJ20のままなら、329psが限界です。場合によっては、南アフリカ向けの2.5Lエンジンが搭載される可能性があります。このユニットは、マップの変更と排気系のチューニングによって354ps/464N-mを発揮します。加速性能に重きを置く、米国のSUBIEにはこちらの方がお好みかも知れません。

STIが本気ならば、EJ25に手組みによるバランス取りを施し、400ps級を期待したいところです。ただ、予算の限られたSTIには、難しい仕事かも知れません。

 

2019年東京オートサロンは、どうなるのか。

年明け早々に公開されるであろう、東京オートサロンの開催概要はどんなものになるのでしょう。暗いニュースばかりで、不幸にも衆目を集めてしまったスバル。心機一転の2019年。そのスタートがどんなものになるのか、大いに期待したいところです。

2019年早々には、次期レガシィB4が公開されます。そして、次期アウトバックも近いうちに登場するでしょう。これで、クロストレック、フォレスター、アウトバックと、SGPの次世代SUV3兄弟が出揃います。また、2020年へ向けて、次世代アイサイトの開発は最終段階に突入します。

2019年は、スバルの本当の真価が問われる1年になることでしょう。

 

文責:スバルショップ三河安城和泉店 営業:余語

 

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