スバルショップ三河安城の最新情報。遂に登場!!クロストレックにストロングハイブリッド!| 2024年10月18日更新

 
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文責:スバルショップ三河安城 和泉店

お問い合わせ:0566-92-6115

担当:余語

 

やっぱり重さは隠せない。。ただ、乗り心地はサイコー。

クロストレック S:HEV インテリア
 

ここまでで感じたのは、やはり重さ。。。1.6tを越えてくるので、やっぱり重い!足回りは良く頑張ってるし、ボディも何とか耐えてる。けれど、ニュートン力学にはやっぱり勝てない。慣性という悪魔が、ストロングハイブリッドの良さをかなりスポイルしている、気がするのです。

ただ、乗り心地という面では、車両重量はプラスに作用します。路面からの突き上げに対抗するのは、結局のところバネじゃなくて、ボディの慣性なのです。でも、回生ブレーキで運動エネルギーを回収するとは言え、燃費の面では相当のマイナスでしょう。鉄道車両であれば、架線にどんどん返すことができますが、クルマではバッテリに貯め込むだけ。容量に限りがあるので、大半は捨てられてしまうことでしょう。

スバルは、2030年死亡交通事故ゼロを目指しています。そのためには、ボディを強化しなきゃいけない。確かにその通り。けれど、重量を増やせば解決、というのはちょっと安易。とても、中島飛行機に源流を持つ会社とは思えない発想です。もちろん、構造部材を軽量合金に置き換えても、容易には重量は減りません。じゃぁ、次期型は1.7tで、その次は1.8tなのでしょうか?じゃぁ、スバルがBEVを造ったら、2.5tオーバー?それじゃぁ、ぶつかった相手の軽自動車はひとたまりもありません。。。

やはり、次世代プラットフォームでは、思い切った軽量策が不可欠でしょう。

 

走りもリニアリティも、STIレベル。なぜ、STIじゃない??

CROSSTREK S:HEV エンブレム
 

有り余る低速トルク、スタビリティの高い足回り。素直でありつつ、リニアなトルクデリバリー。穏やかでありつつ、常に余裕のある走り。あらゆるレベルは、クロストレックのそれを凌駕するものとなっています。そして、何より速い!それでいて、聞こえてくるカタログ燃費と実用燃費は、他メーカー車に十分匹敵・凌駕するレベル。素晴らしい、実に素晴らしい出来栄えです。

ここで疑問に思うのは、なぜ「インプレッサのSTIグレード」にしなかったのか、という点。これだけの走りと価格なら、STIバッジを付けた方が、ファンも納得するというもの。STIグレードなら、それ相応の価値もあるでしょうし、ファンも注目することでしょう。加えて、もっと車高の低いインプレッサであれば、さらに痛快な走りを愉しめるはず、とも思うのです。

でも、あと3ヶ月もすれば、2025年1月。オートサロンの時期です。もしかすると、このSHEVベースのSTI仕様が登場するのかも知れません。

さて、スバルが新たに誕生させた、ストロングハイブリッドユニット。その出来栄えは、負け戦一方だった三鷹の面目躍如と言うべき、素晴らしいものでした。

スバルは今回、エンジン排気量を2Lとしなかった理由として、相互の燃費差が3%以下だったことを挙げています。加えて、1年内に登場するであろう次期フォレスターに搭載し、世界展開することを考えた時、2.5Lを選ばざるというのが実情でしょう。所帯の小さなスバルでは、2種類のストロングハイブリッドは過剰。ここは1種に絞った上で、既存のMHEVも維持していく。

しかし、現行のMHEVは先代XVのモデル中盤に追加されたもので、その原型は先々代XV HYBRIDまで遡ります。つまりは、相当に古いユニット。となると、スバルは今後の日本市場をどうするつもりなのでしょう。リーンバーンターボのCB18とSHEVは、レヴォーグ・フォレスタークラスには最適ですが、インプレッサ/クロストレックには些か過剰。新たなユニットが登場するのか、それともBEV全フリなのか。スバルの今後のパワーユニット展開が注目されます。

 

オシは、EXのコンセント付き?あなたのイチオシは??

CROSSTREK S:HEV AC100V/1500Wコンセント
 

さて、クロストレックのストロングハイブリッドは、「Premium S:HEV」と「Premium S:HEV EX」の2グレード構成。それぞれルーフレール、AC100V/1500Wコンセントの追加が選べる他、「EX」グレードではサンルーフ、本革シートの選択も可能となっています。「EX」グレードの意味は、アイサイトXの有無。高速道路上での50km/h以下でのハンズオフに加えて、高速道路上での自動車線変更やカーブ手前での自動減速等、様々な機能が追加されます。

一点注意したいのが、ベースグレードではナビゲーション機能が選択できないこと。つまり、地図がありません。そのため、ナビはスマホに依存することになります。

様々な点を考慮すると、オススメは「EX」グレードにAC100V/1500Wコンセントのメーカーオプションでしょうか。ただ、下取り対策を考慮すると、ルーフレールとサンルーフ、本革シートを考えて良いのかも知れません。けれど、如何せん高い。。。

まぁ、何処のメーカーも高いので、スバルだけが殊更高額な訳ではありません。けれど、国内に8社も自動車メーカーがありながら、どれもこれも値上げ・値上げでは芸がない。何処か1社くらい、「ウチは値下げ路線で行きます!」くらいの気概のあるメーカーはないのでしょうか。。。

だいたい、高齢者ドライバーの事故が話題になっていますが、事故を起こしているのはどれもこれも古い国産車。何故って、年金生活で400万の乗用車や220万円の軽自動車なんて、買える訳がないんです。だから、自動ブレーキもない古いクルマに乗り続けて、そして事故を起こしてしまう。。。コレで、本当にイイんでしょうか?

もし、中国メーカーがBEVで経験を積んで、信頼性を完全に解決する時が来たとしたら。。。国内家電メーカー同様に、あっという間に駆逐されるでしょう。自動車の先端技術開発には、10年以上を要します。考えるなら、今、、、です。

 

2024年10月 SUBARU CROSSTREK S:HEV

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photo by SUBARU & CJH
 

2024年5月 SUBARU 次世代e-BOXER 技術発表

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photo by SUBARU & CJH
 

文責:スバルショップ三河安城和泉店 営業:余語

 

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