スバルショップ三河安城の最新情報。スバリズムレポート第3弾「ステルス技術の全貌。」| 2019年1月25日更新

 

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未だに多くの謎に包まれている、XST計画の全貌。

DARPA USAirForce HaveBlue
 

2機とも事故で失われたハブブルー。量産型のF-117Aと違って、内側に傾斜した小型の垂直尾翼が特徴。
US Air Force Photo [Public domain], via Wikimedia Commons

 

DARPAはスカンクワークスに、約3000万ドルを与え2機の試験機製作を発注。1977年12月1日、ハブブルー1号機がエリア51で初飛行を実施します。この1号機は36回飛行するも、翌年5月4日に事故で喪失。1978年7月に進空した2号機に試験は引き継がれます。その2号機も1979年7月に空中火災で機体放棄。ハブブルーは、2機とも事故で失われてしまいます。

ハブブルーは現存してらおらず、その存在は長らく伏せられてきました。現在でも、公開されている情報は多くありません。

 

レーダ波の反射方向を揃え、継続的な探知を逃れる。

Have Blue bottom view
 

まるで彫刻物のような造形が印象的な、ハブブルー。航空力学を真っ向から否定する機体形状である。
See page for author [Public domain], via Wikimedia Commons

 

ハブブルーは全長14.4m、空虚重量4,060kgと非常に小型の機体で、降着装置はF-5からの流用品でした。機体制御にはF-16のフライバイワイヤシステムが流用され、不安定な飛行特性を克服していました。

機体の前縁は、主翼先端まで一直線に続き、この角度に多くのエッジが揃えられています。2枚の垂直尾翼は、くっつかんばかりに内側に傾斜しています。また、パネル開口部や内部骨格も可能な限り、角度を揃えられていました。また、エンジンのエアインテークは金属製のグリッドで塞がれており、タービンブレードによる反射を抑制しています。エンジン排気は機体上面に横長のダクトから排出され、地上からの赤外線探知を逃れます。

これらは、ステルスの基本的な手法です。エッジの角度を揃えることで、レーダの反射方向を局限。連続的にレーダに反射波を返してしまわぬよう配慮されているのです。

 

40年間秘匿され続けた、ステルス技術。

IMPREZA STI コンセプトモデル
 

飛行するF-117Aナイトホーク。F-117Aは、その存在を秘匿するとともに、光学的な探知から逃れるために、ほとんどの飛行は夜間に行われた。出典:US AirForce

 

1978年11月には空軍はシニアトレンド計画の名称で、まったく新たなステルス航空機の開発契約を承認。プロトタイプ5機の製造をロッキード・スカンクワークスに命じます。しかし、この事実は一切公表されることはありませんでした。

シニアトレンド計画の存在が明らかになったのは、それから10年後のことです。徹底した機密管理のお陰で、ソ連崩壊まで東側国家はステルス性を備えた兵器を開発することは一切ありませんでした。この間に、米国の技術的優位性は完全に確立。ロシア・中国が、ステルス戦闘機の配備を開始したのは、今年になってからです。

つまり、米国は40年に渡ってステルス技術を独占してきたのです。

 

ソ連を混乱させるために、敢えて与えられたF-117の名称。

F-117A Weapon
 

F-117の主兵装はこうした精密誘導弾薬なので、本来は攻撃機に分類されるべき機体。 出典:US AirForce

 

F-117ナイトホークと名付けられた世界初のステルス機は、その名称さえデタラメです。

第一、F-117はレーダの類を一切搭載しておらず、胴体下面に設けられたウェポンベイに搭載するのは、専らレーザ誘導爆弾のみ。つまり、戦闘機ではなく、攻撃機か軽爆撃機に分類される機体です。自衛用に赤外線シーカーの短距離空対空ミサイルを搭載可能ですが、自らの存在を晒すような攻撃は一切しません。

なぜなら、F-117にはその様な機動性はなく、見つかったら直ちに反転して、敵のレーダから消えるだけ逃げるのみ。

117というのも、辻褄が合っていません。順番から言えば、F-19となるべきなのです。センチュリーシリーズと呼ばれる、F-100に始まる超音速戦闘機はF-111で終了し、以後海軍・海兵隊と命名規則を統一して現在に至っています。一部では、F-112からF-116までは鹵獲されたソ連機だった可能性が可能性が指摘されています。

兎にも角にも、F-117という名称は万が一情報が漏れた際に、混乱させるのが目的であるのは間違いありません。

 

コンピュータの助けが無ければ、真っ直ぐ飛ぶことも不可能。

F-117A
 

こうして見る限り、まったく航空機とは思えない奇っ怪な形状である。主翼で翼断面ではなく、単なる菱形。F-117Aはコンピュータ無しでは、真っ直ぐ飛ぶこともできない。 出典:US AirForce

 

機体のマニューバはすべて、フライ・バイ・ワイヤによってコンピュータの管理下にあります。そのためのエアデータを提供するのは、機体先端に突き出した4本のピトー管。SF映画のスケッチから飛び出してきたような、奇っ怪なF-117の機体形状は、コンピュータの力を借りなければ、真っ直ぐ飛ぶことも不可能なのです。

F-117は、ホープレスダイヤモンドの面影を残しつつ細く長い主翼を持ち、主翼はこれまでNACAの翼型を逸脱する多角形断面。極めて大きな後退角を持ち、水平尾翼は省略されています。垂直尾翼はV字翼に似ているものの、方向舵としてのみ作動するため、F-117は無尾翼機に分類されます。

 

レーダ波の反射方向を、4方向に限定。徹底された、F-117Aのステルス性。

F-117Aのステルス性
 

開口するパネルを含め、あらゆるエッジは67.5°と135°で統一されており、レーダ反射を局限。レーダ探知を逃れる。 出典:US AirForce

 

レーダ反射波が特定の方向のみに局限されるよう、機体のエッジはすべて67.5°と135°で統一。どうしても揃えられないエッジはノコギリ状に整形してまで、細かく向きが揃えられています。

機体表面には曲面は一切なく、すべて平面で構成されています。機体外部には兵装等は一切搭載せず、機体下面に設けられたウェポンベイに収納されます。

機体全面はRAMでコーティングされた他、コックピットのガラスには金が蒸着され、レーダ反射を防いでいます。

エアインテーク等の開口部には金網が張られ、エンジンのタービンブレードへレーダ波が届かぬようにしています。また、エンジン排気は主翼後縁上面に流れ、ここで拡散されて赤外線放射を低減するよう配慮されています。

F-117は如何なる方向からレーダ波を照射されても、反射は4方向にのみに限定されます。このため、レーダ側からF-117を見ると、一瞬チラッと映るのみ。それ故、レーダでF-117を連続的に追尾するのは不可能なのです。

 

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